景観への配慮
良好な景観形成のために考慮すべき事項
連続照明によるリズム感の演出
リズミカルな光のレイアウトが視線誘導と共に空間にアクセントをもたらします。
誘導性の良い照明
ポールの等間隔の連立による道路灯の設置は、カーブや登坂部の誘導性に優れています。
景観との調和
直線ポールに代表されるシンプルで個性を主張しない照明柱は、景観に溶け込むようなデザインを実現します。
シンボル性・地域性
地域の特徴をシンボリックにデザインした道路灯が、その街の顔となるシンボルロードの景観を華やかに演出します。
地域の特徴を照明柱のデザインに生かした事例
デザインモチーフの抽出
博多の代表的な祭りである「祇園山笠」の担ぎ棒を灯具のデザインに取入れました。
イメージパースの作成
抽出されたデザインモチーフを基に数種類のイメージパースを作成し、デザインを決定します。
施工・実施
大胆なカットがスピード感を表現し、アーム先端には鳥衾をアクセントに入れたシンプルで落ち着いた街路灯が完成しました。
良好な景観形成に寄与する道路照明柱
三次元設計の高機能反射鏡の採用により、路面のムラが少なく、快適な照明環境を形成する照明器具の実現により、従来のアーム式に加え、新たにストレートポール式が加わり、地域の特徴を活かしたデザインとして選択の幅が広がりました。