周辺環境への配慮
自然環境に配慮した道路照明
誘虫性の少ない光源の使用
山間部等の道路照明に誘虫性の高い光源を用いると、付近の生態系を壊す恐れがあります。
低誘虫な光源として高圧ナトリウムランプやLEDランプ(LED道路灯)をお勧めします。
主な道路照明用ランプの誘虫性比較
種別 | 品名 | 誘虫性 |
---|---|---|
水銀ランプ(蛍光形) | アイ水銀ランプ | 100 |
メタルハライドランプ(UVカット形) | UVカット形FECマルチハイエースH | 50 |
セラミックメタルハライドランプ | FECセラルクスエースEX | 40 |
高圧ナトリウムランプ | FECサンルクスエース | 16 |
LEDランプ | - | 22~26 |
水銀ランプを基準値(100)とした場合の弊社代表ランプでの比較
適正な明るさ / 漏れ光の低減
漏れ光が発生しているイメージ
路面への必要な明るさを得るために消費電力の大きなランプを使用する必要があります。
漏れ光が少なくなっている
配光制御により、漏れ光を抑え必要な場所だけを照らします。
↓
効率的な配光により光源の消費電力を抑制でき省エネになります。
周辺環境に配慮した照明手法の例
遮音壁照明
住宅密集地等の環境対策として設置される遮音壁と一体型となった道路灯により開放的な照明を実現します
低ポール照明
遮音壁照明の接続区間などで、低ポール照明により後方への漏れ光をカットした道路灯が周辺環境に配慮した照明を実現します。
高欄照明(低位置照明)
自然環境保護区や高さ制限によりポール照明が採用できない所では、周辺への漏れ光が少なく、昼間の景観に優れた照明を実現します。