光応用の知識
赤外線加熱
Ⅲ.アイハロゲンヒータの照射技術
3.他の加熱ヒータとの比較
(1) 立上がり・立下り特性
近赤外線ハロゲンヒータは遠赤外線ヒータと比較して、立上がりが非常に早く、瞬時に加熱させることが可能です。また、立下がりも非常に早いのが特長です。
(2) 被照射物昇温特性
(照射距離:50mm、ワークサイズ:25×25×1mm、照射位置:ランプセンター)
近赤外線ハロゲンランプは、他のヒータと比較して昇温速度が速い特性を有しています。
セラミックヒータは、そのヒータ表面温度が500℃程度まで上昇しますが、空気を介しての加熱のため、昇温速度は比較的遅い傾向です。
遠赤外線ヒータも放射加熱ではありますが、昇温特性は近赤外線ハロゲンランプと比較すると劣る傾向にあります。
アルミニウム、ステンレス共に、近赤外線を吸収する性質を有する塗装品は、鏡面と比較して高温度を達成することができます。
赤外線加熱コンテンツ
Ⅱ.アイハロゲンランプの特長
Ⅲ.アイハロゲンヒータの照射技術
Ⅳ.応用例
Ⅴ.赤外線ハロゲンランプの新規採用にあたって