施設報告
大久後トンネルの照明設備 - 広スパン対応型トンネル照明器具の納入事例 -
国内営業事業部 西日本営業部 中部技術設計センター
国内営業事業部 西日本営業部 名古屋営業所
キーワード
大久後トンネル,広スパン,トンネル照明,小型・軽量,均斉度,視認性,コスト縮減
2.照明設計
2.1 設備概要
大久後トンネルの概要を表1に,断面形状を図4に示す。
道路構造規格 | 第3種第4級 |
---|---|
設計速度(km/h) | 30 |
トンネル長さ(m) | 1,183(No.309+7.0~No.368+10.0) |
計画交通量(台/日) | 1,236 |
通行方式 | 対面通行 |
大型車交通量 | 111台/日・方向 |
縦断勾配 | 3.109%の下り(起点~終点) |
平面線形 | 起点側 L=184.625m R=210m 以降直線 |
幅員構成 | 0.5+2.75×2(車道)+0.5 |
トンネル等級 | B級 |
トンネル内の仕上げ | 路面:コンクリート舗装 壁面,天井面:コンクリート |
2.2 設計コンセプト
照明設備の設計に当り,次のコンセプトに基づき照明計画を行った。
- 環境に配慮した設計と,公共工事コスト構造改革プログラムに沿ったコスト縮減
- 視認性の確保(良好な均斉度)
2.3 設計基準値
- 基本照明
- 昼間 0.75(cd/m²)
夜間 0.75(cd/m²)
深夜 0.75(cd/m²) - 野外輝度
- 両坑口共に 3,000(cd/m²)
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