施設報告

(株)ミヤノ 北上工場の照明改修 - 省エネを目的としたプロフォルム®によるリニューアル照明 -

国内営業事業部 東北技術設計センター
国内営業事業部 仙台営業所

キーワード

(株)ミヤノ北上工場,プロフォルム®,省エネルギー,セラルクス®,リニューアル

2. 照明設備の概要(続き)

2.3 設備容量の比較

照明設備リニューアルによるプロフォルム®400W(330台)と改修前のメタルハライドランプ1000W(250台)の設備容量比較(表1)により,約46%の電力費削減が見込まれる。

表1 設備容量比較

改修後 改修前
照明器具 プロフォルム®400W
HSC410BHE
広照形セード
SAW711
ランプ セラミックメタルハライドランプ400W
MT400CE-W/BUD-T48
メタルハライドランプ1000W
MF1000LE/BUH
安定器 電子安定器
B4MH2/2.4-01(200/242V)
一般高力率形
H10CC2B(200V)
消費電力 425W 1050W
台数 330台 250台
設備容量合計
(比率)
140.25kVA
(53.4%)
262.5kVA
(100.0%)

3. おわりに

照明設備の省エネルギー化が求められている中,ランプの高効率化,器具の高効率化が必要とされている。今回,工場照明設備の改修において高効率反射鏡器具プロフォルム®と高効率ランプ セラルクス®,電子安定器との組合せにより,月間約50万円,年間600万円の電力費削減となる省エネルギー化が実現した。今後も屋内照明施設における省エネルギー化に伴い,プロフォルム®が採用されることを期待する。

最後に本工場照明設備リニューアルにあたり,プロフォルム®を採用していただいた株式会社ミヤノ北上工場様及び設計・施工された株式会社関電工様に感謝すると共に,心よりお礼を申し上げる。

この記事は弊社発行「IWASAKI技報」第13号掲載記事に基づいて作成しました。
(2005年10月6日入稿)


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