アイ セルフバラスト水銀ランプ(バラストレス水銀灯)
生産終了品
安定器不要の水銀ランプ
白熱電球と水銀ランプのカクテル光が得られます。
口金 | E26口金形 /E39口金形 |
---|---|
ワット | 100W / 160W / 250W / 300W / 500W / 750W |
相関色温度 | 2900K / 3100K / 3900K |
演色性 | Ra58 |
水銀ランプは生産を終了しました。
2021年以降、水銀を使った製品の、製造・輸出・輸入が禁止となりました。(水銀条約)
詳しくは「水銀に関する水俣条約」をご覧ください。
岩崎電気も2020年に水銀ランプの受注・生産を終了いたしました。
分光分布図
3900K
特長
安定器不要で、取り扱いが簡単
安定器の役目をするバラストフィラメントを内蔵。直接電源に接続するだけで点灯します。
優れた演色性
水銀ランプとフィラメントの混光色で、物が自然色により近い色で見えます。
点灯直後から明るい
点灯と同時にバラストフィラメントが発光し、水銀ランプが安定するまでの明るさを補います。
用途
- 小規模な投光照明、工事現場、広告塔、看板の照明
- 高天井照明・工場・体育館
- 白熱電球を用いた既設の照明改善
アイ セルフバラスト水銀ランプの動作原理
点灯回路
200V用点灯回路
電源を入れるとバラストフィラメントを通じて発光管内の主電極と補助電極との間で局部的な放電を開始。直ちに二つの主電極間の主放電に移行します。同時にバラストフィラメントが熱せられて白熱光を発し、発光管の水銀蒸気圧上昇にともなって増大するランプ電流を制御しながら安定した放電状態に移ります。
100V用点灯回路
水銀ランプは200Vの電圧が印加されないと放電が開始されませんので、片方の主電極を予熱するための予熱フィラメントを発光管内に、主放電に移行するためのバイメタルスイッチを発光管と並列に設けました。電源投入後はバイメタルスイッチは閉じていますのでバラストフィラメントを通じて発光管内の予熱フィラメントが加熱され、温度がある程度上昇するとバイメタルスイッチが開き、主電極の放電に移行します。以後は200V用と同様です。
※100V用の100W、160Wは予熱フィラメントを両側に設けています。