メタルハライドランプ・高圧ナトリウムランプの製造販売継続について

2018年1月22日

2024年12月修正追記

2021年以降 水銀ランプは製造禁止となりますが、メタルハライドランプ・高圧ナトリウムランプは継続して製造、販売いたします!

2025年1月末をもって生産を終了いたします。

※特殊用途ランプは継続して製造、販売いたします。

「水銀条約」のポイント

  • 一般照明用の高圧水銀ランプは、2021年から製造・輸出・輸入を禁止。
  • メタルハライドランプ・高圧ナトリウムランプ・特殊用途ランプ(紫外線ランプなど)は、規制対象外。
  • 蛍光灯は、水銀封入量を規制。(5~10mg)

水銀ランプは製造禁止

岩崎電気商品の中では、高圧水銀ランプに分類される、一般照明用の以下の商品の製造・輸出入が禁止されます。
一方、セラミックメタルハライドランプなどの商品は影響を受けません。

※高圧水銀ランプとは・・・ガラス管内の水銀蒸気中のアーク放電により発生する光放射を利用した光源。
主に一般的な水銀ランプを指します。

2021年以降、製造ができなくなります。

製造禁止となる岩崎電気商品

岩崎電気は水銀ランプ以外のHIDランプを2021年以降も製造します。

2025年1月末をもって生産を終了いたします。

※特殊用途ランプは継続して製造、販売いたします。

岩崎電気の高効率HIDランプ

水銀ランプ用安定器は製造します。

現在、普及している水銀ランプ用安定器の多くは、メタルハライドランプ用安定器・高圧ナトリウムランプ用安定器と共用のため、2021年以降も製造を継続いたします。

  • ※共用できる安定器は「一般形」「低始動電流形」のみです。
  • ※安定器にも寿命があります。
    設置して8~10年経つと、外観に異常がなくても内部の劣化が進行しています。安全に使用するためには、適切な保守・点検、交換をおすすめします。
  • ※製造を継続する水銀ランプ用安定器はメタルハライドランプ・高圧ナトリウムランプにも使用できる「一般形」「低始動電流形」です。
  • ※水銀ランプ専用の安定器は、すでに生産を終了しています。水銀ランプ専用とは「定電力形」「調光形」を指します。

2025年1月末をもって生産を終了いたします。

※特殊用途ランプは継続して製造、販売いたします。

岩崎電気のLEDシリーズ

LEDioc

岩崎電気は、配光技術、回路技術を駆使して、道路・トンネル・防犯照明、景観・街路照明、スポーツ照明、商業・工場施設照明など用途、環境に応じた信頼性の高いLED照明器具・LEDランプの開発に全力を注いでいます。

関連情報


日本照明工業会ウェブサイトにも『「水銀に関する水俣条約」の国内担保状況について~正しく理解していただくために~』が掲載されています。ご覧ください。