施設報告
熊本駅東口駅前 帯山線・交流広場LED照明
国内営業本部 営業技術部 LCS
国内営業本部 東京広域営業所 第二営業課
国内営業本部 福岡営業所 第三営業課 熊本事務所
国内営業本部 広島営業所 技術課
キーワード
LED,照明演出,LEDioc防湿形ユニット,熊本駅,帯山線,交流広場
3.設備概要(つづき)
3.2 器具寸法
帯山線の植栽帯は両歩道合わせて9箇所で,各々長さが異なった。植栽帯の長さ・LEDの設置間隔・台座の強度をまとめて検討し,6種類の長さの器具を作成した。(表1,図7)
長さ | 本数 | LEDユニット数 | |
---|---|---|---|
① | L=6900型用 | 4 | 72(18×4) |
② | L=6000型用 | 1 | 15 |
③ | L=4900型用 | 1 | 12 |
④ | L=4800型用 | 1 | 12 |
⑤ | L=4000型用 | 1 | 10 |
⑥ | L=2700型用 | 1 | 6 |
※LEDユニット総数=179台
交流広場のベンチは,平面図で見ると大きなおにぎりのような形をしており,その曲線に合わせた器具がひとつずつ必要となった。また,ベンチが打ち放しコンクリートだったため,コンクリートの伸縮を考慮する必要があり,コンクリートの目地と合わせて長さを検討した。(図8,図9)
図9 交流広場照明器具(一部抜粋)
4.おわりに
駅前広場つながるこのエリアの景観デザインは非常にシンプルで,自然の緑が映えるようなミニマムなデザイン形態・彩度を抑えた色調が基準とされている。その中で浮かび上がるLEDの白色光は,主張しすぎず周囲の景観に調和し,コンセプトに沿ったランドスケープを形成している。(図10,図11)
最後に,本照明設備の完成にあたり,ご指導,ご協力頂いた皆様に感謝の意を申し上げる。
この記事は弊社発行「IWASAKI技報」第26号掲載記事に基づいて作成しました。
(2012年5月31日入稿)
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