QUAPIXの特長
QUAPIXは、撮影した原画像を基に、輝度分布画像と3種類のクオリアイメージを出力し、それぞれの特性を生かした診断を行います。
輝度分布画像とクオリアイメージ
輝度分布画像
撮影した原画像から、輝度分布画像を出力します。選択した範囲やポイントの輝度値を拾うことも可能です。
評価例
- 道路
- トンネル
- スポーツ照明
明るさ画像
明るさ画像は、人が目で見て感じる明るさの度合いを表すものです。非常に明るい(13)から、非常に暗い(1)まで、明るさ尺度値にて、明るさ知覚の程度を表現しています。
評価例
- 公園・広場
- SA・PA
- 歩道
- スーパー・コンビニエンスストア
目立ち画像
(特許第5083053号)
目立ち画像は、人が目で見て感じる目立ちの度合いを表すものです。非常によく目立つ(13,-13)から、目立たない(1,-1)まで、目立ち尺度値にて、目立ちの程度を表現しています。符号が正の値は、背景に対して対象が明るくて目立つ現象(正対比)を表現し、符号が負の値は、背景に対して対象が暗くて目立つ現象(逆対比)を表現しています。
評価例
- 広告看板
- アパレル
- ショールーム
- デパート
- ライトアップ
視認性画像
視認性画像は、人が対象物を見たときの、見えやすさの度合いを表すものです。非常によく見える(4)から、かろうじて見える(1)まで、視認性尺度値にて、ものの見えの程度を表現しています。一般に、視認性が落ちるとされる高齢者のパターンでも解析することができます。
評価例
- 道路・トンネル
- スポーツ照明
- 情報表示板などの表示機器
- ユニバーサルデザイン(障害物の認識など)
※「明るさ画像」と「視認性画像」は、国立大学法人東京工業大学の研究成果を用いて、岩崎電気が製品化したものです。「目立ち画像」は、国立大学法人東京工業大学と岩崎電気が共同で開発したものです。