先輩社員の声

Y. A.

所属(取材時)
国内営業
勤務地
仙台
入社年
2019年
専攻
経営学部マーケティング学科卒

山形県まるごと担当の大抜擢に応えるべく
奮闘努力、そして新たなるチャレンジ

岩崎電気に興味を持つようになったきっかけは?
感動した雨引観音のライトアップが岩崎電気だった

就職活動では、漠然と社会の根幹を支えるような会社に入りたいと考え、BtoBでインフラ系の会社を40社ほど受けました。結果、10社ほどから内定をいただいたのですが、なにか決め手に欠けるように感じていました。そんな中で、たまたま岩崎電気の説明会に参加したところ、以前訪れてその綺麗さに感動した茨城県の雨引観音のライトアップが、岩崎電気の仕事だと知ったのです。何だか運命的なものを感じて、入社を決めました。観音さまが、引き合わせてくれたのかもしれませんね。

現在の職務内容は?
山形県全てを1人で担当、工夫をして効率的な営業活動

山形県の官公庁(県庁や市町村、国土交通省など)・設計事務所・工事店・代理店・民間(工場や店舗など)への営業を担当しています。山形県全てですので、相当な数のお客さまとのお取引になります。1人で担当しているので、効率的に訪問できるように工夫しています。仙台から主に車で移動しますので、近いところでも片道1時間ほど、遠いと3時間ほどかかります。日帰りだと非効率ですので、綿密に予定を立てて何日か泊まりがけで営業に出ています。案件としては、官公庁が管理する道路や街中の照明、スポーツ施設のナイター照明などインフラ系が多く、地元の工事店さまと協力して設置しており、さらに民間の工場照明などへのLED化の提案にも注力しています。

仕事の魅力・やりがいは?
若くても、能動的にゼロから提案できる職場環境であること

大学の同期などと話すと、僕らはまだ20代ですので、上司に言われたことを受け身のままこなしていると話す友人もいます。でも岩崎電気では、能動的に自分からやりたいことを提案できて、それをゼロから立ち上げることができるのが嬉しくて、やりがいになっています。最近では、ダムの大きな堤体(ていたい。ダム本体のこと)をフルカラー照明でライトアップ演出する案件が無事竣工を迎えました。この案件は、近年のダム観光人気を受けて、役所ご担当者さまへフルカラーを私が提案したことからはじまっており、とても感慨深い仕事になりました。

印象に残っている仕事は?
ユーザー目線を突き詰めて、発注案件を勝ち取った

道路照明の改修案件で、かなり凝ったデザイン照明の発注があったのですが、他社製品で設計されていて、当社には不利な状況からのスタートでした。よくよく見たら、発注となった照明灯の、照明器具を取り付けるアーム部分がとても長かったのです。雪の多い山形では照明灯につららが着氷して、道路上に落下する危険を、役所側が以前より懸念をしておりました。この背景をチャンスに捉えて、アームが長いことにより、車道上につららが落下するリスクが増えることを役所のご担当者さまに伝えたところ「確かにそうだよね」ということになって、担当していた設計事務所からの引継ぎを経て、岩崎電気にブランドチェンジしてもらい再設計いたしました。新しい提案のものは、シンプルなのでコストも抑えられて、メンテナンスもしやすいので好評でした。どんなときもユーザー目線でいることが大切だと実感させてくれた案件でした。

仕事上で苦労したことはありますか?
無知な新人に、「チーム岩崎電気」が大応援してくれた

営業1年目から、1人で山形県の担当になりました。1県の広いエリアの担当という不安と、さらに製品や設計の技術的な知識が圧倒的に足りない状態でした。特にトンネル案件は技術的に高度なので難しくて、営業所の営業技術部の方には設計面を、工場の方にはハード面を丁寧に教えてもらい、営業所の先輩方にも一緒に説明に行くなどサポートしてもらいました。最後には、勉強会をした方がよいということになりまして、いろいろとレクチャーしていただきましたね。この話は、苦労というか、照明知識を深めるきっかけになり、振り返るとよい経験となりました。

当時の上司のお話

前例もなく、新人に県全域を任せるのは大きな冒険でした。ですが、彼ならば大丈夫だろうと大抜擢しました。結果的には営業的にもかなり成績が伸び、本人も成長することができて、このチャレンジは大成功だったと感じています。

今後どのような仕事をしたいか?
ある程度の営業達成をした今、
違うフィールドにチャレンジしたい

今、自分の担当する山形県エリアの道路照明・トンネル照明などでは、岩崎電気指名でかなり仕事をいただけるようになりました。ですので、これからは今までとは違うフィールドにも挑戦したいと思っています。1つの事例として取り組んでいるのは、他県では結構進んできている、照明のESCO事業(省エネルギー改修にかかる費用を光熱水費の削減分で賄う事業)やリース事業などの推進です。山形県では両事業の採用がまだ少ないのですが、実施すれば、お客さまの初期費用を抑えられるなどのベネフィットがあります。さらにLED化が進んでいない自治体も多いため、このような事業も用いながらLED化を広めたいと思っています。これらの実現は、役所に対してゼロベースから事業を推進することとなり、これまでの仕事の流れとは異なるため、社内外の知見を借りながら、進めている最中です。

プライベートの過ごし方は?
車やバイクで遠乗りして写真旅。

写真を撮ること、そして車やバイクが好きです。休日には、自分の好きな車やバイクで遠乗りをして、いろいろな土地に行き、例えば田舎の集落の方々や暮らしの風景をカメラに収めるのが趣味ですね。前述の茨城県の雨引観音もバイクで行って、ライトアップの写真を撮ったのも思い出です。雑貨の収集もひそかに好きで、東北に住んでからこけし収集もしたりしています(笑)。

Offshot

季節を感じにバイクで遠乗り

とある1日

  • 8:00

    出社
    メールチェックや見積書作成
  • 9:00

    営業へ出発
  • 10:00

    電気工事店・代理店訪問
    受注済み案件の打合せ、今後発注となる工事・案件などの情報共有
  • 12:00

    昼食
    お気に入りのラーメン屋でリフレッシュ!
  • 13:00

    設計事務所訪問
    午後イチでアポイントを取り、受注された新規案件の打合せ
  • 15:00

    役所訪問
    商品PRや今後発注予定の案件などを情報収集
  • 16:00

    帰社・社内打合せ
    営業技術課と、設計提案資料の作成に向けた打合せ
  • 16:30

    資料作成
    メールチェックや見積書・提案資料作成
  • 18:00

    帰宅