先輩社員の声
N. O.
- 所属(取材時)
- 商品開発
- 勤務地
- 埼玉
- 入社年
- 2019年
- 専攻
- 電気電子工学
想像力で、お客さまのオーダーを超えて
アジャスト
岩崎電気に興味を持つようになったきっかけは?
照明以外にも多様な商品を製作していた
大学では、次世代半導体と期待されている「窒化ガリウム半導体」を研究していました。
そこから自然に就職活動は、電子部品メーカーを志望していたのですが、活動中に部品ではなく製品全体を製作したくなり、家電メーカーなどを目指すようになりました。
そんな中で岩崎電気を知り、さらに照明だけでなく「殺菌」や「情報板」などさまざまな商品を作っていることが決め手となり、入社を決めました。
現在の職務内容は?
「トンネル非常警報システム」制御装置のソフトウェア設計・開発
主に国土交通省様向け非常用設備である「トンネル非常警報システム」制御装置のソフトウェア設計・開発をしています。
「トンネル非常警報システム」には、ドライバーにトンネル内の状況を伝える「警報表示板」や事故を通報する「押ボタン式通報装置」などがあり、それらをコントロールする「制御装置」のソフトウェアをプログラミングしています。
トンネル近くに設置される「制御装置」のほかに管理事務所に設置される「受信制御機」があり、どちらでも表示板の制御・監視が行えるようになっています。
仕事の魅力・やりがいは?
トンネル個別&オーダーで、それぞれカスタマイズ
当たり前ですが、トンネル非常用設備の仕様はご依頼ごとに違うものですから、制御装置も仕様に合わせて一つひとつカスタマイズするところが魅力であり、やりがいでしょうね。
さらに、お客さまの要望によってもカスタマイズが必要で、例えば、トンネル内外にある各装置や他設備をボタンひとつで連動させたいとか、各種センサーで「冠水注意」などを自動表示させたいなど、製品の仕様はお客さまの数だけあると言ってもよいかもしれません。
仕事上で苦心したことは?
5つ連続トンネルの簡略図製作
5つ連続したトンネルのソフトウェアを担当したことがありました。
制御装置のディスプレイ上にトンネルの簡略図が表示されるのですが、操作する人にわかりやすいように、画面のレイアウトをどうするのか相当悩んだことがありました。
お客さまが作成したシステム系統図をもとに簡略図を描き起こすのですが、図と実際のトンネルを相違なく一致させるようにするにはどうしたらよいのか?苦労しましたね。
仕事の中で大切にしていることは何ですか?
お客さまの便利を想像してソフトウェアを作成すること
前述のようにトンネル非常警報システムの仕様は一つひとつ異なるので、お客さまが使いやすいと思っていただけるプログラムを考えることを大切にしています。
これは当たり前のように聞こえるかもしれませんが、「お客さまが使いやすいプログラム」の真意は、オーダーされたことに応えるだけではなく、こういう機能があったらさらに便利など、使用する場面を想像して追加・補足機能を見つけ出すことまでが必要不可欠な仕事と考えています。
将来の夢や目標は?
未来の情報機器をゼロから開発したい
現在はどちらかというと、個々のトンネルの状況に対応させたり、お客さまのニーズにお応えする部分がメインなのですが、今後は将来の情報機器に必要なものは何なのかを考えて、ゼロから開発をしてみたいですね。
例えば、クラウドやAIを取り入れたりして、利便性向上を追求していきたいと思います。
プライベートの過ごし方は?
映画館で体感する大迫力の映画と、甘いもの
映画館で見る映画が好きです。
家で見るよりも、やはり音響が違いますからね。
最近は「キングダム 運命の炎」を見ました。
爆発音などのド迫力に圧倒されました。
他には、甘いものを食べるのも好きです。
いろいろとアンテナを張っていて、最近では友達と美味しいと評判のパンケーキを食べに行きました。
フォンダンショコラ&ストロベリーパンケーキ
とある1日
8:35
- 出社・朝礼
8:45
- メールチェック・本日の予定確認
9:00
- 工程会議
- グループ内で業務の進捗と予定を報告
10:00
- ご依頼仕様確認・基本設計
- 関連部署との打合せ、ご依頼仕様に合わせた基本設計など
12:15
- 昼食
13:00
- ソフトウェア設計
- プログラム設計、コーディング、デバッグ作業など
16:45
- 業務進捗・明日の予定確認
- 業務の進捗状況と計画を精査し、今後のスケジュールを調整
17:05
- 退社