よくあるご質問(FAQ)

2016年3月28日

ランプ・光源・安定器

蛍光ランプ用及びHIDランプ用安定器の寿命はどれくらいですか

一般形安定器(銅鉄式安定器)の寿命は多くの場合、絶縁物が劣化することによって起きる不具合などが原因です。
安定器の平均寿命は、一般的な使用状態で8~10年と言われており、周囲温度が高い場合や点灯時間が長い場合は交換時期が短くなります。
電気用品の技術基準では、規定条件での電気絶縁材料の性能の限界を40,000時間としています。
実際には諸条件が影響し、30,000時間くらいから磨耗故障期とよばれる部品劣化が始まるとされています。

電子式安定器は、一般形安定器(銅鉄式安定器)との平均寿命の差はありません。
しかし、安定器を構成する電子部品の劣化に大きく左右されるため、使用条件、使用場所などの環境による劣化にも注意が必要です。

なお、安定器は、未使用で放置している場合や実際の使用時間が短い場合でも、経年劣化により不具合の原因となることがありますので、定期的な点検、早めの交換をおすすめします。

交換時期の目安は、「照明器具の寿命とリニューアルのおすすめ」ページもご参照ください。

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