納入事例

トンネル照明

国道401号博士峠バイパス 博士トンネル福島県大沼郡会津美里町~昭和村

会津地方のアクセス向上に貢献する新しいバイパスのトンネルを明るく安全に照らす照明設備

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  • LED
  •  
  • 車道2車線幅員6mのトンネル内を「レディオック トンネル KAEシリーズ」で照らし、適切な路面・鉛直面照度を確保している。

施設概要

施主
福島県会津若松建設事務所
設計
(株)橋梁コンサルタント
施工・電気工事
(株)佐藤電設
設計照度
基本照明1.0cd/m²

竣工

2023年9月

福島県の会津美里町と昭和村を結ぶ国道401号博士峠バイパスが2023年9月に開通しました。県が2017年から工事を進めてきた事業で、延長約7.5kmのうち約4.5kmが博士トンネルとなっています。両町村の境に位置する博士峠は道幅が狭く、急カーブや急勾配が連続する交通の難所で、降雪のある冬季は通行止めになっていましたが、バイパスの開通により通年の通行が可能になりました。これまで遠回りが必要だった冬季では約40分、それ以外の期間は約10分の移動時間の短縮が見込まれています。当区間が開通したことで、地域間の連絡機能強化及び救急医療機関へのアクセス向上、会津地方の地域振興が図られるものと期待されています。

県が管理する道路では県内最長となる博士トンネルを照らす照明器具については、基本照明、入口照明ともに、LEDトンネル用照明器具「レディオック トンネル KAEシリーズ」をご採用いただきました。長大トンネルであるため、両坑口にトンネル自動調光装置「アイ トンネル自動調光装置」を設置のうえ、各坑口の照度を検知して最適な明るさを実現しています。

非常設備は遠方監視制御装置との接続のほか、建設事務所内の受信制御機にも接続し、二重で監視、制御を行うことで冗長化を図り、地元の皆さまの利便性向上に寄与する新しいバイパスのトンネルを、明るく安全に照らしています。

主な納入器具

  • LEDトンネル照明 レディオック トンネル KAEシリーズ

    基本照明 - 198台

    入口照明 - 42台

  • 非常駐車帯表示灯 - 10面

  • アイ トンネル自動調光装置 - 2台

  • 非常設備(制御装置 - 1面、副制御装置 - 1面、警報表示板 - 2面、補助警報表示板 - 4面、非常電話収納箱 - 34台、警報表示操作端末 - 1台)