納入事例
トンネル照明
腹帯川井地区トンネル照明岩手県宮古市
「レディオック トンネル KAEシリーズ」で復興道路のトンネルを照らし安全な明るさを確保
Myリストに追加岩手県宮古市と盛岡市を結ぶ宮古盛岡横断道路は、東日本大震災の復興支援道路との位置づけのもと整備が進められ、2021年3月に全線開通しました。今回開通した区間は、蟇目~腹帯地区と川井~箱石地区で、全線開通により両都市間の所要時間が短縮し、沿岸と内陸のさらなる交流連携の促進、迅速かつ安定した救急搬送、広域観光や物流の活性化など多くの効果が期待されます。
宮古盛岡横断道路の区間内には、川井~箱石間延長7kmに4トンネル(片巣・上川井・川井第1・川井第2)、蟇目~腹帯間延長7kmに4トンネル(腹帯水神・腹帯清水・茂市・ひきめ)が設置されています。各トンネルを照らす照明器具として、基本照明、入口照明ともに、東北地方整備局管内の新設トンネルで岩崎電気初となるアルミきょう体LEDトンネル用照明器具「レディオック トンネル KAEシリーズ」をご採用いただきました。基本照明調光3段階(100%、50%、32%)、入口照明調光4段階(100%、75%、50%、25%)仕様とし、細かく調光運用されています。設計速度80km/hの高規格自動車専用道路で鋼製中央分離帯があり、上下分離が施されているため、特に道路利用者が安全・安心に走行できるよう、路面と壁面の輝度比を重視した設計としました。路肩部や中央分離帯の認識がしやすく、トンネル内道路線形がわかりやすく、なおかつ視線誘導効果も発揮できる、道路利用者に配慮した道路となっています。
また、現道とのスムーズな分流及び合流ができるよう設計・設置されているインターチェンジの本線分合流部には、LED道路灯「レディオック ロード」に一部後方遮光ルーバを付属し、近隣住民の方々に対する漏れ光による光害対策を施しています。
主な納入器具
基本照明(100%・50%・32%調光形) - 620台
基本照明 - 70台
入口照明(100%・75%・50%・25%調光形) - 1107台
LED道路灯 レディオック ロード - 61台ほか