納入事例

トンネル照明

津軽石トンネル岩手県下閉伊郡山田町

復興のリーディングプロジェクトとして迅速に整備が進む道路のトンネルを調光仕様のLED照明で明るく安全に照らし出す

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  • LED
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  • コンパクトなボディで高効率化・低消費電力化を実現した「レディオック トンネル 基本照明」でトンネル内を照らし、ドライバーの視認性を高めている。

  • トンネル入口に「レディオック ロード」が設置されている津軽石トンネル昼景。高輝度を要する入口照明には3段階の調光が可能な「レディオック トンネル 入口照明」が設置されている。

施設概要

施主
国土交通省 東北地方整備局 三陸国道事務所
設計
日本工営(株)
施工・電気工事
(株)協和エクシオ

竣工

2017年11月

国が「復興道路」と位置づけ整備を進めている三陸沿岸道路山田宮古道路と、県が「復興支援道路」に位置づけ整備を進めていた豊間根地区が、2017年11月に同時共用を開始しました。三陸沿岸道路山田宮古道路は、山田町山田から宮古市金浜を結ぶ約1.4kmの自動車専用道路です。今回の開通により、開通済の山田道路と宮古道路が繋がり、総延長約27kmの高規格道路ネットワークが形成されました。現道の線形不良区間、津波浸水区域を回避し、走行性が向上するとともに、所要時間の短縮により主要港湾(釜石港)へのアクセス向上、救急医療施設への速達性など、さまざまな効果が期待されます。

また、一般県道宮古山田線豊間根工区は、岩手県東日本大震災津波復興計画に基づき、三陸沿岸地域の復興と安全・安心を確保し、災害に強く信頼性の高い道路ネットワークを構築することを目的に実施している三陸復興道路整備事業の一環として整備されました。延長約1.3kmの県道は、山田北インターチェンジへのアクセス道路となっています。三陸沿岸道路山田宮古道路の区間内には間木戸トンネル、田名部トンネル、豊間根地区には豊間根トンネル、津軽石トンネルがあり、いずれも鋼製中央分離帯を有しています。

各トンネルの照明器具には、大幅な省エネ・省メンテナンスに貢献し安全にトンネルを照らす光として基本照明、入口照明ともにLED照明が採用されました。基本照明は50%・25%調光仕様、入口照明は75%・50%・25%調光仕様とし、時間帯に応じて適切な明るさに調光することも可能で、トンネルを走行するドライバーに安全かつ快適な視環境を提供しています。

主な納入器具