納入事例

トンネル照明

日沿道 大茂内第二トンネル秋田県大館市

トンネル照明をオールLED化し、大幅な省エネ・省メンテナンスと安全で快適な視環境を実現

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  • LED
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  • 設計寿命90000時間で省エネ・省メンテナンスに大きく貢献するLEDトンネル照明器具がトンネル内を安全・快適に照らし出す。

  • 小形軽量化・高効率化・低消費電力化を実現したLEDトンネル照明器具設置状況。

  • トンネルの入口照明にもLEDを使用しオールLED化することで大幅な省エネを実現。

施設概要

施主
国土交通省 東北地方整備局 能代河川国道事務所
設計
電設コンサルタンツ(株)
施工・電気工事
(株)ユアテック

竣工

2013年11月

大茂内第二トンネルは、日本海沿岸東北自動車道 大館北IC~小坂JCT間に建設されたトンネルの一つで、総延長は2.988mとなっています。本施設は、より視環境を改善し安全性を向上させ、長寿命化による管理費低減などに寄与することが大いに期待できるLED照明を、日本海沿岸東北自動車道において初めて採用した記念すべきトンネルです。新技術を盛り込んだ本路線の開通により、国道7号の渋滞緩和や災害時などのリダンダンシーの確保が見込まれています。また更なる効果として、人々の活動・交流が盛んになることにより、東北各地との連携がより一層深まり、企業進出や観光客の増加などが期待されています。照明設備については、従来のトンネル基本部に使用していたランプでは、限られた性能を基に設置間隔を調整するため、条件によっては無駄な光量(光束)が発生し、省エネが図られない場合もありましたが、各設計速度に合わせて光量を変化させることができるLEDにすることで、必要最小限の消費電力で設計速度に適したトンネル照明環境を実現。入口照明もLEDを採用しオールLED化することで、さらなる省エネ・省メンテナンスを図りました。本トンネルは「国土交通省 LED道路・トンネル照明導入ガイドライン(案)」に適合する商品を使用しています。

※リダンダンシー(redundancy):「冗長性」、「余剰」を意味する英語であり、国土計画上では、自然災害などによる障害発生時に、一部の区間の途絶や一部施設の破壊が全体の機能不全につながらないように、あらかじめ交通ネットワークやライフライン施設を多重化したり、予備の手段が用意されている様な性質を示します。

主な納入器具

  • LEDトンネル照明器具

    69W 調光形 - 172台

    69W - 116台

    89W - 72台 ほか