納入事例
スポーツ施設照明 陸上競技
中台運動公園 陸上競技場千葉県成田市
高品質な光で競技場を照らし出す
Myリストに追加施設概要
- 施主
- 成田市
- 設計
- (株)日本設計
- 電気工事
- 六三電器(株)
- 延床面積
- 23,600m²
- トラック
- 1周400m、8レーン、全天候型
- フィールド
- 天然芝フィールド(106.75×71.47m)
- 収容規模
- 1,300人及び芝スタンド
照明設計
維持平均照度
300ℓx
竣工
2002年3月
成田市の中台運動公園は、陸上競技場や体育館、野球場、プール、テニスコート、相撲場など充実したスポーツ施設がそろった総合運動公園です。陸上競技場では、2002 FIFAワールドカップのキャンプ地誘致のため、芝の整備とともに照明設備を新たに設置しました。結果的に代表チームのキャンプ地からは漏れてしまいましたが、ワールドカップ開催中には茨城ベニュー(県立カシマサッカースタジアム)の公式練習場となり、ドイツ、ナイジェリアチームの公式練習が行われました。また、2002年5月に開催されたEUジャパンユースサッカーでは、U-15ドイツ代表対U-15千葉県選抜の試合会場としても使用され、今後も幅広い利用が期待できます。
- 照明設備
- 国際競技もできる全天候型トラック2種公認競技場であることから、その基準を確保したままの設備となるよう照明塔の配置位置には十分配慮しました。特に既設の施設への設備工事であったため、グラウンドレベルの勾配などにも留意し、綿密な計算及び照度計算のもと、最下段33mの照明鉄塔を全4基設置しました。光源については演色性・効率を考慮のうえ、メタルハライドランプ1kWではなく1.5kWを選択、1基あたり18灯用としました。投光器も従来型投光器に比べ、器具効率が約16%向上した増反射膜仕様を採用し、初期設備費・維持費を軽減・省エネを重視した施設となっています。また、安定器を照明塔下部に置き、地震などに対する安全性を高めました。
主な納入器具
増反射膜付投光器 ビームオン(クウォーツアーク1500W・ロングアークタイプ) - 72台