納入事例

スポーツ施設照明 体育館・トレーニング場

むつマエダアリーナ(むつ市総合アリーナ)青森県むつ市

むつ市に誕生した新たなスポーツ拠点のアリーナを高品位な光で照らし出す

Myリストに追加
  • LED
  •  
  • メインアリーナ。立体トラスを有し天井が高い大空間を「レディオック フラッド ゼスト」62台で照らし、全点灯時1500ℓxと十分な空間照度を保ちながら照度均斉度を向上させ、良好な照明環境を創出している。

  • バスケットボールコート1面、バドミントンコート4面が取れる広さを持つサブアリーナを平均演色評価数Ra80、相関色温度5000K相当の「レディオック フラッド ゼスト」で照らし、自然な色の見え方を再現している。

  • 高効率・高演色形LED投光器「レディオック フラッド ゼスト」点灯状況。(サブアリーナ)

  • 照明制御盤。グラフィックタッチパネルでメインアリーナ、サブアリーナ、館内照明の制御をかんたんに操作できる。

  • メインアリーナとサブアリーナの点灯・消灯操作が可能な照明副制御盤。

  • 外観昼景。入口付近の丸い3本の柱は市内高等学校の数と、正面の22本の柱は市内小中学校と同じ数で、スポーツを通じて子ども達が成長して欲しいとの願いが込められている。

施設概要

施主
青森県むつ市
設計
(株)山下設計
施工
熊谷組・熊谷建設工業・橋本建設工業特定建設工事共同体
電気工事
(株)ユアテック

竣工

2020年6月(供用開始:2020年9月)

青森県むつ市が市中心部で整備を進めていた「むつマエダアリーナ」(むつ市総合アリーナ)が2020年9月に供用オープンしました。老朽化した市民体育館に替わるスポーツ拠点として建設された同アリーナは、むつ市の健康スポーツ施設「むつ市ウェルネスパーク」に隣接し、むつ下北地方の新たなスポーツ振興拠点としての役割を担っています。プロスポーツの開催も実現するアリーナは、各種スポーツイベントや展示会・コンサートなどの文化イベント開催に加え、防災拠点としての役割も果たす施設です。

建設工事の際には、現場での作業員の入場管理に国内で始めて顔認証システムを導入するなど、さまざまな工夫で作業を効率化し、これまでにない正確で効率的な現場管理を実現しました。建物の構造と規模はRC一部S造2階建て延べ8010m²で、1階にメインアリーナとサブアリーナが並列配置されているため、壁を開放して一体で使うこともできる構造となっています。メインアリーナはバスケットボールコートが2面取れる47.5m×39.0mという広さを持ち、1058席の観覧席、200mのランニングコースを備え、サブアリーナ(多目的ホール)の広さはバスケットボールコート1面の25.5m×15.5mで、60席の観覧席があります。また、アリーナには県内公共施設で初導入となるボルダリング設備や、多目的室などもあり、充実した設備を完備しています。

メインアリーナとサブアリーナの照明設備については、バスケットボール、バレーボール、バドミントンなどさまざまな競技が行われる大空間を快適に照らす光として、高効率・高演色形LED投光器「レディオック フラッド ゼスト シンプルモデル 500クラス」をご採用いただきました。バスケットボールBリーグの公式戦に必要なコートエリア1400ℓx以上を確保し、さまざまな競技に対応できるよう、グレアを抑制した調光器付きの投光器を使用しています。使用目的に応じて各種照明パターンを調光制御する照明制御システム「ITACS-LC(アイタックス エルシー)」は、登録された点灯パターンをスイッチパネルで簡単に操作することができ、使い勝手のよさを特長としています。小中学校の各種スポーツ大会から市民の皆さまのスポーツ、国民スポーツ大会開催、プロスポーツなど、幅広い活用が期待される、むつ市の新たなスポーツ施設を高品位な光で照らし、安全で快適な照明環境の創出を図りました。

主な納入器具