納入事例

商業施設照明 水族館

サンシャイン水族館「サンシャインラグーン」水槽東京都豊島区

浅瀬のサンゴ礁をイメージした大水槽の生き物たち本来の姿を魅せるLED照明

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  • LED
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  • 照明による視覚効果で奥行きを感じられる水中世界が広がる大水槽「サンシャインラグーン」はトラフザメやエイ、タカサゴなど45種約1,500匹の生き物たちを間近に見ることができる。既設の照明器具を一部残しつつ、LED投光器にリニューアルし、より自然な見え方を実現している。

  • 緩やかに円弧を描く形状の水槽内を悠々と泳ぐ魚たちをLED投光器で照らし、魅力的な海の世界をつくり出している。

  • 「サンシャインラグーン」水槽を背景として見ることができる「チョウチョウウオの舞」水槽。

  • 水槽上部の照明器具設置状況。梁の影が出ないよう細心の角度調整を行い配置されている。

  • 色温度を上げて水槽内をクリアに見せる昼光色の「レディオック フラッド ネオ 130クラス」と青色強弱調整で水槽の奥行を演出する「レディオック フラッド フルカラー 160Wタイプ」設置状況。

  • 調光卓接続盤。DMX持込機器に対応する接続盤が設けられている。

施設概要

施主
(株)サンシャインシティ
施工
(株)九電工
実施
2023年4月

お客さまの声:(株)サンシャインエンタプライズ アクアゲストコミュニケーション部/島森 翔大郎様

東京・池袋の複合施設サンシャインシティのビルの屋上にあるサンシャイン水族館は、“天空のオアシス”をコンセプトに、全く新しい非日常空間として“ココロ動かす、発見”を提供する都市型高層水族館で、幅広い年齢層の方々に広く親しまれています。

サンシャイン水族館では、2023年4月、南国のサンゴ礁をイメージした水量約240tのフラッグシップ水槽「サンシャインラグーン」の照明LED化改修を実施。省エネ化を図るとともに、より環境に配慮した設備とすることを主目的としました。LEDは電力量削減に貢献するほか、発熱量が少ない点も特長のひとつです。そのため、既設メタルハライドランプで必要だった夏期の水温冷却装置にかかるコストや電力の削減にも繋がるのではと考えています。一面に青の世界が広がる既設の水槽イメージを表現するために、手前にはコンパクトなLED投光器「レディオック フラッド ネオ 130クラス」を、奥にはフルカラーLED投光器「レディオック フラッド フルカラー 160Wタイプ」を配置しました。1台ごとに緻密な角度調整と調光を行い、太陽光のような色味から最奥は深い青色へと照明でグラデーションをつけながら、壁面や床との境目を目立たせないようにすることで奥行きを感じられる演出を大切にしています。フルカラーLED投光器は、クラゲエリアに導入したフルカラーコントローラにつなげて制御することができ、同時に調光卓操作盤を採用したことで外部からの接続も可能となっています。

LEDに更新後は、透明感が増して水槽内の生き物たち本来の色味や形がより鮮やかに見えるようになり、水の揺らぎとともに躍動感のある海中の世界をつくり出すことができました。都心のビルの上にいることを忘れてしまうような、非日常のひとときを楽しんでいただけることを願っています。

主な納入器具