納入事例
建築外構・景観演出 ライトアップ
忍城ライトアップ埼玉県行田市
行田市のシンボル、忍城を多彩な色の光で彩るフルカラーLED投光器「レディオック フラッド フルカラー」
Myリストに追加お客さまの声:行田市役所 都市整備部 都市計画課様
行田市のシンボルとして親しまれる忍城は、室町時代の文明年間に築城され、関東7名城のひとつに数えられる名城です。豊臣秀吉の関東平定の際には、石田光成らによる水攻めを耐え抜いた「浮き城」として知られ、映画「のぼうの城」の舞台にもなりました。明治6年(1873年)に忍城は取り壊されましたが、昭和63年(1988年)に御三階櫓を模した櫓が再建され、周囲は緑豊かな城址公園として整備されています。
行田市では、2021年3月に忍城ライトアップのLED化を実施しました。これまでは水銀ランプで照らし、カラーを変化させたい時には色付きのアクリル板で対応していましたが、多彩な色の光を自在に表現できるフルカラーLED投光器「レディオック フラッド フルカラー」を導入し、カラーコントローラを組合せることで、各種イベントに合わせた、あらゆるカラーでのライトアップが可能になりました。年間スケジュールを入力して、照明演出プログラムを設定し、乳がんの早期発見の大切さを呼びかける運動〈ピンクリボン〉、女性に対する暴力撲滅根絶運動のシンボルである〈パープルリボン〉などの各種啓発普及運動やイベントと連動させたライトアップを実施しています。また、行田八幡神社や周辺の商店、民家、前玉神社などに花手水(はなちょうず)を飾り、行田市を訪れる方々におもてなしをしたいという思いで始まった「花手水Week」のライトアップイベントとも連携し、城門前に置かれた花手水を照らす光とともに幻想的な光景を演出しています。
通常は白色で忍城をライトアップしており、LEDに更新後は、演色性が向上し、漆喰の白壁が際立つように照らされ、遠景からのぞんだ際の見え方もより綺麗になりました。見る場所によってさまざまな表情を見せる魅力的な夜間景観を楽しんでいただける忍城のライトアップを、多くの皆さまに楽しんでいただけることを願っています。
主な納入器具
LED投光器 レディオック フラッド フルカラー 80Wタイプ(中角タイプ) - 4台
DMXコントローラ レディオック カラーコントローラ - 1台
DMX無線親機 - 1台
DMX無線中継機 - 1台
DMX無線子機 - 1台