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旧山根製錬所煙突ライトアップ愛媛県新居浜市

新居浜市の産業遺産のシンボルとして親しまれる煙突を照らすあかり

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  • LED
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  • 多彩な色の光を自由自在に表現できるフルカラーLED投光器「レディオック フラッド フルカラー」で、市民に親しまれている煙突をライトアップ。(ブルー点灯時)

  • 医療従事者の皆さまへの感謝の気持ちを表すブルー点灯時。

  • シトラスリボンプロジェクトを啓発するシトラスグリーン点灯時。

  • イエロー点灯パターン。インターネット経由で操作が可能な「Link-Core」を使用して照明制御を行っている。

  • レッド点灯パターン。

  • パープル点灯パターン。

  • 「レディオック フラッド フルカラー」を重厚感溢れるイギリス積の煉瓦造りの煙突下部に3台設置し、真上方向に照らし上げている。

  • 新居浜市のシンボルとして親しまれ、丘の上にそびえ立つ旧山根製錬所煙突を遠景よりのぞむ。

施設概要

施主
新居浜市
施工
(有)武野電工

竣工

2021年3月

お客さまの声:新居浜市都市計画課様

新居浜市では、市民の方々に“えんとつ山"の愛称で親しまれている旧山根製錬所煙突を照らし出すライトアップを、2021年4月より始めました。旧山根製錬所煙突は、山根競技場の南に位置する生子山(標高144.7m)の頂上にある四角形平面の煉瓦造煙突です。低品位鉱の有効利用を図るために築かれた製錬所施設の一部であり、別子鉱山における事業発展の歴史を示す地域のシンボルとなっています。1888年に完成し、2009年には国の登録有形文化財に登録されています。

今回のライトアップは、新型コロナウイルス禍の第一線で働く医療従事者の皆さまへの感謝の気持ちを伝えようと計画したものであり、また、新居浜市の産業遺産の象徴として親しまれる煙突をライトアップすることで、夜間においても煙突の存在を浮かび上がらせ、地元の方々に変化のある夜間景観の楽しさと色によるメッセージを発信することを目的としています。歴史ある煙突の重厚感を醸し出すため、多彩な光を自在に表現できるフルカラーLED投光器「レディオック フラッド フルカラー」を煙突の足元に設置し、真上方向に照らし上げることで、煉瓦積みの凹凸を強調するライティングを行いました。現状の運用としては、4月は医療従事者応援のブルー点灯、5月は愛媛県初のシトラスリボンプロジェクトを啓発するため、シトラスグリーンの固定点灯としています。緊急時などにおいても、現場に行かずにどこからでも点灯パターンを切り替えられるよう、インターネット経由で操作が可能なDMXコントローラ「Link-Core」(IoT制御システム)を採用し、照明制御を行っています。

※シトラスリボンプロジェクト
コロナ禍で生まれた差別や偏見を耳にした愛媛の有志がつくったプロジェクトです。愛媛特産の柑橘にちなみ、シトラス色のリボンや専用ロゴを身につけて、「ただいま」「おかえり」の気持ちを表す活動を広めています。

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