納入事例
建築外構・景観演出 ライトアップ
弘前さくらまつり2021青森県弘前市
日本屈指の桜の名所として知られる弘前公園の夜間景観を幻想的に彩るライトアップ
Myリストに追加青森県弘前市の中心に位置する弘前公園は、総面積約492,000m²にも及ぶ広大な公園で、東北唯一の現存天守としても人気を誇る弘前城を擁し、園内には天守、櫓、城門など国重要文化財に指定された建造物が数多く存在します。また、「日本三大桜の名所」とも称され、全国でも屈指の桜の名所として知られています。毎年4月下旬から5月上旬に開催される「弘前さくらまつり」では、約50種2,600本の桜が咲き誇り、「桜のトンネル」や、日本最古のソメイヨシノが花を咲かせる様を楽しむことができます。2021年は、新型コロナウイルス感染症対策を十分に講じたうえで2年ぶりに開催され、桜の開花が統計を取り始めた1947年以降、過去2番目の早さとなったため「準さくらまつり」として、4月17日からの開催となりました。
夜間特別照明(ライトアップ)は、例年日没から23時まで行われますが、今年は時間を短縮して実施され、華やかな桜が老松の緑と見事なコントラストを描き、弘前公園の夜間景観を魅力的に映し出しました、今年はライトアップ用のメイン照明として、高彩度・高演色LED投光器「美vid レディオック フラッド ネオ」をご採用いただき、色彩の再現性に優れた光で、桜本来の色をより鮮やかに見せ、日中とは異なる幻想的な夜間景観を創出しました。また、高効率で高出力のLED投光器「レディオック フラッド スポラート」を使用してライトアップされた桜が、お城をめぐる濠の水面に映し出される光景は圧倒的な美しさで、訪れる人々を魅了しました。
西濠の春陽橋から見るライトアップは特に人気の高いスポットで、湾曲しながら伸びゆく濠の両岸に連なる桜の競演を満喫することができます。公園内の桜は、ソメイヨシノの場合、樹齢100年を超えた老木でも1つの花芽から咲く花の数が4~5個と多いのが特徴で、花にボリュームがあり、日本一の徹底した管理から生まれる優美な桜を昼間はもちろん、夜間も楽しんでいただける潤いのある景観を演出しました。
主な納入器具
70クラス(白色) - 5台
60クラス(電球色) - 380台
80クラス(電球色) - 15台
130Wタイプ(昼白色) - 15台
210Wタイプ(電球色) - 20台
210Wタイプ(昼白色) - 48台