納入事例

建築外構・景観演出 ライトアップ

レインボーブリッジ ライトアップ東京都港区

東京港の夜景を彩るレインボーブリッジのライトアップ

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  • LED
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  • 都心を背景にレインボーカラーでライトアップされたレインボーブリッジ。

  • 主塔上部と下部にLED投光器を設置し、季節によって白色の色合いを変化させている。(夏パターン)

  • 「レディオック フラッド フルカラー」と「レディオック フラッド ゼスト」で色鮮やかに主塔をライトアップしている。

  • 2層構造で橋長798mのレインボーブリッジ夜景。(レインボーカラー)

  • 臨海副都心と都心を結ぶ架け橋を虹色に照らし出す。

  • LED投光器で橋桁下部、アンカレイジ(架台)も照らし出し、ドライバーに光が映り込まないよう十分に配慮のうえ、橋のディテールを効果的に見せている。(夏パターン)

  • 冬パターンの温白色点灯時。カラーコントロールで夏季の涼しげな白色と異なる印象を演出。

  • 医療関係者などへの感謝の気持ちを示し応援するブルーライトアップ点灯時。

  • 主塔を涼しげな白色で照らしている夏パターンのライトアップ。

  • 優美な吊り橋のシルエットを強調するライトアップで、潤いのある魅力的な夜間景観を創出している。(夏パターン)

  • 冬パターンの温白色点灯時。

  • 暖かみのある温白色で主塔を照らしている冬パターンのライトアップ。

  • 東京タワーを遠景にのぞみ、ブルーに照らし出されたレインボーブリッジが印象的な夕景。

  • ブルーカラー点灯時。

  • お台場側よりレインボーブリッジをのぞむ。

施設概要

施主
東京都港湾局・首都高速道路(株)
ライトアップデザイン監修
(株)石井幹子デザイン事務所
施工
岩崎電気(株)

竣工

2020年3月

お客さまの声:首都高速道路(株)技術部 施設技術課/篠澤 宗一郎様、東京東局 施設管制所/藤澤 康司様

東京のシンボルとして、また観光の名所として多くの人々に親しまれているレインボーブリッジは、臨海副都心と都心を結ぶ吊り橋です。首都高速1号羽田線と高速湾岸線を直結する首都高速11号台場線の一部であり、臨港道路・臨海新交通システム(ゆりかもめ)からなる複合交通施設になっています。レインボーブリッジは、直線で構成される臨海の都市を背景に、吊り橋の特性をいかし、広がりやのびやかさのなかに優美な容姿を印象づけるよう、主塔・橋脚の垂直線に柔らかな曲線を配していることを特徴としています。

1993年の完成時から実施しているライトアップについては、照明器具の老朽化もあり、2020年に照明設備をLED化する更新工事を実施しました。今回の更新工事では、既設HID投光器に替えて、多彩な色の光を自在に表現できるフルカラーLED投光器「レディオック フラッド フルカラー」及び高効率・高演色形LED投光器「レディオック フラッド ゼスト」に更新し、大幅な省エネを実現しつつ、より高品質な照明演出が可能になりました。これまではカラーフィルタを交換することでカラーチェンジをしていましたが、その必要がなくなり、施設管制室にてプログラミング制御して運用できるようになったので作業の効率化が図れています。通常時のライトアップは、主塔が涼しげな白色の夏パターン(4月から10月)と主塔が暖かみのある温白色の冬パターン(11月から3月)で、年末年始はスペシャルライトアップ(レインボーカラー)を行っています。

2020年については、東京都や横浜市からの呼びかけを踏まえ新型コロナウイルス感染症患者の治療に尽力する医療関係者などの皆さまに感謝を示し応援するため、4月22日より主塔を青色に点灯する医療関係者等応援ライトアップを始めました。その後、5月25日からは東京都の取組に協力して、日の入りから20時までは医療関係者応援ライトアップ、20時から24時までは「東京アラート」の発動状況により虹色、もしくは感染拡大への警戒を呼びかける赤色のライトアップを実施しました。そして6月11日に東京アラートが解除されたことにより、アラートによるライトアップは一時的に終了しましたが、医療関係者などの皆さまへの感謝の意を込めたライトアップは引き続き実施しており、日没から19時までは通常時の白色、19時から24時までは主塔をブルーに照らし出し、東京港の夜景に彩りを添えています。

主な納入器具