納入事例
建築外構・景観演出 ライトアップ
越前大野城ライトアップ福井県大野市
「天空の城 越前大野城」をLED投光器で浮かび上がらせ、幻想的な夜の景観をつくり出す
Myリストに追加「天空の城」のキャッチフレーズで近年注目を集めている越前大野城は、大野市の北西部に位置する大野盆地にある標高約249mの亀山に築かれた平山城です。織田信長の家臣・金森長近が天正3年(1575年)から築き始めた越前大野城は、明治維新後に破却されましたが、昭和43年に天守が再建され、大野市のシンボルとして親しまれています。春から秋にかけて、四方を山々に囲まれた大野盆地が朝霧に包まれると、雲海に浮かび上がる「天空の城 越前大野城」が現れます。
以前よりライトアップは行われていましたが、今回LED化工事を実施したことにより、建物の白壁もいっそう際立ち、幻想的な雰囲気を醸し出しています。LED化にあたっては、既設HID投光器に比べて照度アップを図りつつ、省エネを実現するライトアップを目指しました。既設の照明柱を使用してLED投光器(レディオック フラッド ブリッツ400W)を設置し、同じ位置で適切な照明になるように配光種類を慎重に検討しました。投光器は周囲環境との調和を考慮して指定色塗装(ダークブラウン)としています。また、西側には投光器がなかったため、現地を調査したうえで照明柱及びLED投光器を追加しました。照明柱を1基追加したことで、360度、街のどの方向からも城の夜景を眺めることができるようになり、山の上に浮かび上がる越前大野城が魅力的な夜間景観を創出しています。
主な納入器具
400W 狭角タイプ - 4台
400W 中角タイプ - 6台