納入事例
建築外構・景観演出 ライトアップ
舞木駅さくらライトアップ~ここ(舞木)からはじまる物語~福島県郡山市
高彩度・高演色LED投光器「美vidレディオック フラッド ネオ」で桜の淡いピンク色を魅力的に照らし、情緒ある雰囲気を演出
Myリストに追加JR舞木駅は、磐越東線(福島県いわき市いわき駅~郡山市郡山駅間)の郡山駅から1つ目の駅で1日の平均利用者数は700人ほどの無人駅です。駅構内には、線路の下に敷く砕石を作って運ぶために作られたバラストホッパーの遺構(石垣)が密やかに佇んでいます。舞木駅は1914年7月に開業し、1993年3月に完全無人化となりましたが、駅の開業当時、駅の開業を祝い地元住民が植えた桜(ソメイヨシノ)が今でも残っています。その後、駅の無人化とともに、広大な敷地を有する駅構内南側の遊休地部分が荒地となっていましたが、地元住民で組織する「舞木町まちづくり協議会」が、舞木駅を管轄している郡山駅(2016年4月以前は三春駅)の了解のもと、荒地部分の雑木伐採や除草作業を行っています。舞木町まちづくり協議会は、2004年に「次世代への魅力あるまちづくり」を目指して非営利団体として組織し、「駅」を基点とした魅力あるまちづくりを想い、同駅構内の遊休地部分に桜の苗木やツツジなどを植えてきました。
今回、福島県による補助事業「平成28年度地域創生総合支援事業(サポート事業)」に採択され、福島県県中地方振興局及び郡山市による後援とJR東日本郡山駅の協力のもと、駅構内の桜をライトアップしました。先人が託した桜と、まちづくり協議会が植えた桜が時空を超えてコラボレーションしたライトアップは、地元住民のみならず、地元新聞やテレビなどで紹介されたこともあり、多くの来場者があり話題となりました。
ライトアップ用のLED投光器は、桜の淡いピンク色をより綺麗に演出するため、「美vidレディオック フラッド ネオ 白色」を使用しています。サンプル提供で「レディオック フラッド ネオ一般形(5000K)」も設置しているため、双方を比較すると美vid形白色では色の再現性がより高いことが実感できました。また、バラストホッパーの遺構(石垣)部分を「美vidレディオック フラッド ネオ 電球色」で照明することで、歴史を感じさせる情緒ある佇まいを効果的に演出しています。
主な納入器具
100W(4200K) - 12台
100W(3200K) - 2台
LED投光器 レディオック フラッド ネオ 100W(5000K) - 5台