納入事例

建築外構・景観演出 ライトアップ

湯元小屋館跡自然庭園 ライトアップ “秋保ナイトミュージアム”宮城県仙台市太白区

歴史ある里山の紅葉や岩山をより効果的に照らし出し印象的な風景を創出

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  • LED
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  • 桜のピンクをイメージした色味で三尊石と呼ばれる岩山を照らし出す。

  • RGBフルカラーの高出力形LED投光器(レディオック フラッド ブリッツ)設置状況。

  • 公園の後ろにそびえる巨大な岩山をフルカラーのLED投光器(レディオック フラッド ブリッツ)でライトアップ。秋保の四季をイメージした色を7種類の設定で表現している。

  • 省エネに貢献するLED投光器(レディオック フラッド ブリッツ)でより効果的に幻想的なライトアップを実現している。

  • 超狭角の高出力形フルカラー対応投光器で遠方から岩山を効果的に照らし出す。

施設概要

電気工事
光星電気(有)
主催
天守閣自然公園
全体構成・照明計画
ライティングデザインスタジオLUME
開催
2013年10月26日~11月17日

お客さまの声:ライティングデザインスタジオLUME/梅田 かおり様

仙台駅から30分の秋保温泉の中に、湯元小屋跡自然庭園という紅葉のきれいな庭園があります。室町戦国時代に初代秋保摂津守が築いた湯元小屋跡は、約50mの岩壁の上に建てられ、要塞として利用されていました。秋保温泉街一帯を眺望できる物見台として絶好の位置であったといわれるその要塞のふもとに広がる自然庭園からは、岩肌を含め、一年を通して里山のさまざまな植物、時には秋保に暮らすカモシカなどの野生動物の姿も楽しめます。この歴史のある里山の紅葉や岩山を2013年からライトアップしています。岩山に大きく露出した三つの岩は三尊石と呼ばれ、自然庭園内の各所と秋保温泉街から自然公園に向かう道からよく見えます。

今回はその三尊石のうちの1つをRGBのLEDスポットライトで崖下から照射し、その存在感をアピールするとともに、庭園内の紅葉は主に白熱色のLEDやハロゲンで照らし出しました。岩の色はその紅葉の赤い色とのコントラストを楽しめるような色を設定し、岩の前を通り過ぎる人が色の変化に気がつく程度のゆっくりした速さで、色を変えました。秋保の四季をイメージした色は、藤の紫、菜の花の黄色、桜のピンク、新緑の黄緑、真夏の空の青、紅葉のオレンジ、雪の白としました。超狭角のスポットライトは、周囲の植物を照らさずに狙った岩肌だけを遠方からきっちりと照射することができ、印象的な風景を作ることができました。

主な納入器具

  • LED投光器 レディオック フラッド ブリッツ (フルカラー制御システム対応) - 1台