納入事例
道路照明 SA・PA
山形道 寒河江サービスエリア山形県寒河江市
月山・蔵王・朝日連峰などを一望できる眺望抜群のサービスエリアを安全・快適に照らすLED照明
Myリストに追加施設概要
- 施主
- 東日本高速道路(株)東北支社 山形管理事務所
- 設計
- (株)ネクスコ・エンジニアリング東北
- 施工・電気工事
- イガラシ綜業(株)
- 設計照度
- 駐車場内:10ℓx以上
非常時支援エリア:3ℓx以上
歩道部:10ℓx以上
職員駐車場:5ℓx以上
竣工
2023年11月
山形自動車道は、宮城県柴田郡村田町から山形県鶴岡市に至る高速道路です。寒河江ICと西川ICの間にある寒河江SAは、山形自動車道約110kmのうち、唯一のサービスエリア(SA)で、上下線どちらからでも利用可能な集約型であることを特長とし、スマートICも併設されています。
東日本高速道路(株)東北支社 山形管理事務所では、山形自動車道の照明設備更新工事を実施し、10か所のIC・SA・PAなどでLED照明への更新を行いました。寒河江SAについては、約25年前に設置したポールの状態が良好なため、既設ポールを活用して道路灯、歩道灯を既設HID器具に替えてLED化(灯具交換とアダプタ追加)するとともに、一部歩道部に歩道灯として、LEDポールライト「レディオック エリア タイプD」を増設しました。駐車場を照らす光にはLED道路灯「レディオック ロード」をご採用いただくなど、場所に応じて適切な照明器具を配し、省エネ推進と明るく安全な照明環境を両立しています。
東日本高速道路(株)東北支社管内は東日本大震災以降、主要SA・PAが非常時退避場所となるよう計画されています。そのため、非常時には非常電源を用いて必要最低限度の明るさ(非常時支援エリア3ℓx)を確保するよう、駐車場内に設置されたLED道路灯の一部に、出力を約30%にする調光機能をご採用いただきました。減灯(間引き)方式と比較し、むらのない均斉度の高い照度及び空間を確保しています。また、近隣には名産のサクランボ果樹園や水田など、農作物の栽培地が多いこともあり、漏れ光の抑制に十分配慮した照明設計としました。
主な納入器具
水銀灯400W相当 - 6基
水銀灯250W相当 - 16基ほか