納入事例
道路照明 道路
行田市スマート街路灯・LED街路灯整備事業埼玉県行田市
ゼロカーボンシティの実現を目指す行田市のまちづくりに貢献するLED化事業
Myリストに追加お客さまの声:行田市役所 市民生活部 交通対策課様
行田市では、2022年にゼロカーボンシティを宣言し、市民・事業者・行政が一体となった、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進しています。その一環として、2023年1月、市が管理する街路灯のうち、1,045灯をLED化する「行田市スマート街路灯・LED街路灯整備事業」を実施しました。LED化事業の実施にあたっては、ESCO(エスコ)事業※を導入し、公募型プロポーザル方式により岩崎電気株式会社を代表事業者に選定のうえ、10年間の契約期間のもとで包括的なサービスを委任して運用を開始しました。今回、行田市が管理する街路灯をLED化したことにより、約65%の電気料金削減と、約77%のCO₂排出量削減を計画しています。また、環境省補助金事業を活用して、通信機能を持つスマートライティング・システムを導入し、街路灯の遠隔制御や日照量データ収集などを行い、維持管理運用中の照明環境を継続的に最適化していくことで、更なる省エネ推進を図りました。照明施設を一元管理する「照明管理システム」の導入により、必要に応じてリモート調光操作が可能になったことや、リアルタイムで各照明施設の状況を把握できるなど、維持管理が便利になった点も評価しています。工期が短いなか、地元企業のご協力のもと、施工が無事完了したことを感謝するとともに、持続可能なまちづくりに貢献する安全・安心な照明環境を整備できたことをとても嬉しく思います。
お客さまの声:(株)イートラスト埼玉/代表取締役社長 山本 和利様
第二工事部 主任 矢内 賢一様
「行田市スマート街路灯・LED街路灯整備事業」では、タイトなスケジュールのなか、既設街路灯の現地調査や電力契約の調査・照合から施工までを効率的に進めました。そして、地元企業として古くから行田市の道路照明灯に携わってきた経験をいかしながら、照明ポールとLED器具が適合しない場合はアダプターを用意するなど、詳細かつ慎重に工程を進め、予定通りに工事を完了することができました。行田市に埼玉製作所、テクノセンターを置く岩崎電気株式会社とは以前からのお付き合いがあり、お互いに良好な協力関係のもとで事業に参画できました。また、スマートライティングの導入によりタブレットで市と事業者が情報共有できたことで、よりスムーズに工事を進めることができ、非常に有益だったと考えています。既設灯具と同等の照度を維持しつつ、大幅な省エネ効果を発揮するLEDに更新後の街並みはとても明るく感じられ、夜間の安全性・快適性を高めています。公道での作業で事故もなく無事に工事を終えることができたことを有難く思うと同時に、ご協力いただいた関係者の皆さまに感謝申し上げます。
※ESCO(エスコ)事業:Energy Service Company事業の略で、光熱費などの削減を実施し、その削減された経費から省エネルギー改修実施に必要な経費を受け取る事業形態を指します。
主な納入器具
LED道路灯 レディオック ロード - 995基
LEDアプローチライト レディオック アプローチ トリカ-エル - 15台ほか