納入事例
トンネル照明
呉市道路・公園照明施設LED化ESCO事業広島県呉市
ESCO事業で一括LED化を実現し、明るく安全・快適なまちづくりに貢献
Myリストに追加施設概要
- 施主
- 呉市
- 代表事業者
- 岩崎電気(株)
- 施工役割
- 大新電工(株)
- 維持管理役割
- (有)大忠電設
- 調査役割
- (株)パスコ 広島支店
- 設備供給・維持管理役割
- (株)ユーシン 広島工場
竣工
2023年3月
お客さまの声:呉市役所 土木部様
呉市では、ESCO(エスコ)事業※を導入し、2023年3月、市が管理する全ての道路灯・公園灯を一斉にLED照明に更新しました。今回のESCO事業では、公募型プロポーザル方式により岩崎電気株式会社を代表事業者に選定し、15年間の契約期間のもと、対象施設のLED化及び電力契約の変更、管理システムの構築及びデータ管理、維持管理及び点検、省エネルギー効果の検証など包括的なサービスを委託しています。LED化にあたっては、従来の照明と同等の明るさを維持しながら、大幅な省エネ化と小形軽量化が図れるよう改修を行いました。そして、安全確保や光害への配慮はもちろんのこと、「日本遺産のまち呉」の魅力をいかしてLED化するために、町並み保存地区の景観保持、意匠性の高い既存照明設備の有効活用などについて十分検討を重ねたうえで、各地区にふさわしい機種を選定し、全体に統一感のある照明環境の創出を図りました。市内の道路灯・公園灯合わせて7,408灯を一気にLED化したことにより、約80%の消費電力を削減し、年間約1,734トンのCO₂排出量削減できる見込みです。
また、全ての照明施設を一元管理する「照明管理システム」の導入により、不点灯などの不具合があった場合も、各道路灯・公園灯の支柱に記載されている管理番号・連絡先と連動して、市民の皆さまからのお問合せに迅速かつ的確に対応することができるなど、施設の維持管理がとても効率的になったことを評価しています。省エネを推進し、環境に優しいLEDのあかりに更新することで、明るく安全な夜間景観をつくり出し、呉市ならではの魅力あるまちづくりを目指しました。
※ESCO(エスコ)事業:Energy Service Company事業の略で、光熱費などの削減を実施し、その削減された経費から省エネルギー改修実施に必要な経費を受け取る事業形態を指します。
主な納入器具
LED道路灯 レディオック ロード - 1375基
LED防犯灯 レディオック ストリート - 3318台
LED街路灯 レディオック エリア トリカ-エル - 1596基
レディオック LEDライトバルブK - 387灯ほか