納入事例
道路照明 道路
函館市道 弁天末広通北海道函館市
歴史性をいかした魅力的でうるおいのあるまちづくりを進める函館市の町並みをやさしく照らすあかり
Myリストに追加お客さまの声:函館市土木部道路建設課様
函館市では、異国情緒あふれる町並みが形成され、函館特有の坂道や建築物などの歴史的文化的環境が現在も色濃く残されている西部地区を「都市景観形成地域」として指定し、景観の保全に努めています。当該地域内で北西部の住宅街に位置する市道弁天末広通は、和風・洋風・和洋折衷様式などの歴史的な建築様式を受け継ぐ建物が今も数多く建ち並ぶ伝統的建造物群保存地区と一体となった函館らしい景観を有する通りであり、より良好な景観づくりを目指し、老朽化した道路の改築にあわせて、照明灯の更新も実施しています。
弥生坂通から寺町通(魚見坂通)までの延長約500mについては、これまで水銀ランプを使用していた道路灯を更新し岩崎電気のLED道路灯「レディオック ロード」を採用し、大幅な省エネを推進しつつ、塗装色をダークグレーとするなど、景観に配慮した照明環境の創出を図りました。これまでにトータルで23基を設置し、この内、2019年3月に設置した区間(延長166m)の7基に関しては、函館山からのぞんだ際の夜景を考慮し、優しく暖かみのある光が広がるよう電球色に加え、グローブ付の特注品としました。また、LED道路灯に更新しポールの高さを8mとし、道路・歩道を十分な明るさで効率よく照らしながら、周辺への光漏れを抑制するよう留意しています。
以前に比べると、とても明るくなり、景観に調和する良好な光環境をつくることができたと考えています。
主な納入器具
LED道路灯 レディオック ロード 特注品 - 7基