納入事例

公園・街路照明 街路灯

国道25号(御堂筋)大阪府大阪市中央区

進化する大阪のシンボルストリートにふさわしい道路照明のかたち

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  • LED
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  • 道頓堀橋南詰の交差点部は共架式で投光器形の照明とし、必要照度を効果的に確保している。

  • 投光器形照明となっている特注LED交差点照明。

  • 大阪難波駅方向をのぞむ夜景。シンプルなシルエットでイチョウを引き立て、街並みに調和する車道照明が空間全体を明るく照らしている。

  • イチョウの樹のシルエットを邪魔せず、空に伸びていくようなシンプルなデザインの特注LED車道照明。灯具下部はグレアに留意しフロストガラスを使用している。

  • 賑わいと活気にあふれる難波交差点北東側夜景。多くの人々が行き交う歩道を電球色の特注LED歩道照明(2灯式)で優しく照らしている。

  • 特注LED歩道照明。灯具の先端部を斜めにカットすることで、照明のテーパー形状との調和を図っている。

施設概要

施主
大阪市建設局
設計
(株)日建設計(当時:(株)日建設計シビル)
電気工事

1期工事

八千代電設工業(株)

2期工事

(株)ハートス

竣工

1期工事:2022年3月
2期工事:2022年12月

お客さまの声:大阪市建設局様

御堂筋は、1937年5月に完成した大阪市の中心部を南北に貫く幅員44mのメインストリートです。イチョウ並木や高さの揃った沿道建築物が創りだす美しい景観から、大阪のシンボルストリートとして広く市民に親しまれています。大阪市内中心部の骨格をなす御堂筋を「周辺道路と一体管理」し、道路とまちが一体となって、御堂筋及び周辺のまちづくりを進めていくために、1958年から国が管理していた御堂筋を2012年に大阪市に移管しました。2017年5月に完成後80周年を迎えたことを契機として、車中心から人中心のみちへと空間再編をめざす今後の御堂筋のあり方や、公民連携したまちづくりのあり方などについて、広く意見を聴取したうえで、御堂筋将来ビジョンを策定し、御堂筋の道路空間再編の取組みを推進しています。

大阪市では、現在進行中の「国道25号(御堂筋)道路空間再編工事」に伴い、道路照明の更新工事を実施し、既設HID(高圧ナトリウムランプ)に替えて大幅な省エネ、CO₂排出量削減を実現するLEDを光源とした歩道、車道、交差点照明を新設しました。歩道照明は、御堂筋の歴史を踏まえた2灯式のシンプルなデザインでリニューアルすることとし、ほかの工作物と調和した統一感を感じる整備としています。「にぎわいの演出」、「体験的な明るさ感」を重視し、「昼においても夜においても絵になる照明」を目指しました。車道照明は、全長12m(光源高さは10m程度)あり、都市軸としての統一感・連続性を演出するとともに、垂直性や上空への方向性を感じさせる形状とし、イチョウの樹冠を引き立てるシンプルなデザインとなっています。交差点部は投光器形の照明とし、横断歩道などの必要照度を効果的に確保しました。

また、交差点部など信号や標識と統合できる箇所については、可能な限り統合を行うことで、景観要素の数を極力減らしていくようにしました。街路全体の統一感を演出するため、光源の色温度を電球色に揃え、ポール仕上げ塗装・色彩についても、極力共通のデザインコードを持った仕様としています。

主な納入器具

  • 特注LED歩道照明 - 26基

  • 特注LED車道照明 - 8基

  • 特注LED交差点照明 - 7基