納入事例
公園・街路照明 街路灯
湧別町街路灯(一般国道242号他)北海道紋別郡湧別町
色鮮やかなチューリップが咲き誇る町を明るく安全に照らすLEDのあかり
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北海道の東北部、オホーツク海沿岸の中央部に位置する湧別町は、日本三大湖の一つサロマ湖を抱え、緑豊かで肥沃な農地や山林を有する自然環境に恵まれた町です。町の観光スポットの中でも人気の高い「かみゆうべつチューリップ公園」は、5月~6月上旬にかけて、総面積12.5haというスケールの大きな公園の約7haの敷地に200品種以上のチューリップが咲き誇り、開花時期に開催されるチューリップフェアには毎年6万人を超える来園者が訪れる花の名所として親しまれています。
湧別町では、町内7地区の街路灯整備事業を2017年より3か年計画で実施し、新たに街路灯を設置しました。既設街路灯が老朽化していたことを背景に、維持管理費の低減と省エネ対策、さらには夏場の害虫対策などを目的として照明のLED化を行ったもので、照明器具は「レディオック エリア タイプG」と「レディオック エリア クオリス タイプG」をベースとしたオリジナルデザインのLED街路灯及びLED共架灯をトータルで264台採用しました。高さ約5mのLED街路灯を基本30m~50mの間隔で千鳥配列・片側配列で設置し、全体の本数を減らしつつ照度は既設照度と同等以上の歩道平均照度3~5ℓxを確保しています。また、リング中央部のグローブからの発光でまぶしさを抑えながら路面を効率よく照らすことで、夜間の歩行者視線誘導効果を高めると同時に上方向への光も抑制し、平均消費電力147Wと既設水銀灯100W×2灯用に比べ省エネ効果を発揮しています。ポールデザインに関しては、湧別町が2009年に、チューリップが咲き誇る町「上湧別」と、新鮮な海の幸に恵まれた町「湧別」が合併して一つの町になったこともあり、チューリップをイメージしたデザインのポールにチューリップと鮭のプレート、町のイベント用のフラッグアーム、旗差しを設置し、これまで地区によってバラバラだったデザインを統一することで、町の一体感を高めています。設置エリアによりポールはフッ素樹脂塗装仕上げとし、器具は全て重耐塩塗装を施して塩害にも留意しました。
LED照明に更新後は「明るくなった」と町民の皆さまからも好評をいただいており、昼間の景観は街並みに馴染み、夜間は落ち着いた雰囲気でありながら賑わいを感じさせる安全・安心な歩行者空間を創出することで、市街地景観の一体的な形成・景観の向上を図ることができたと考えています。
主な納入器具
LED街路灯 レディオック エリア クオリス タイプG デザイン共架灯 - 39台
LED街路灯 レディオック エリア タイプG デザイン街路灯 - 225基