納入事例
公園・街路照明 街路灯
大宮駅銀座通り商店街(市道20044号線)埼玉県さいたま市大宮区
お客さまへのおもてなしの空間という位置づけで整備された通りをシンプルなデザインの街路灯で快適に照らし出す
Myリストに追加施設概要
- 施主
- さいたま市役所
- 設計
- (株)エイト日本技術開発 東京支社 地球環境・エネルギー部 緑・環境計画グループ
- 施工
- 斎藤工業(株)
- 電気工事
- (株)積田電業社
竣工
2013年9月
お客さまの声:(株)エイト日本技術開発 東京支社 地球環境・エネルギー部 緑・環境計画グループ/田中 亮様
大宮駅銀座通り商店街は、JR大宮駅東口の駅前広場から氷川神社やNACK5スタジアム方向の北に伸びる商店街です。舗装や街路灯が老朽化し、また路上駐車やお店の荷捌き車両が多くて車の流れが悪い上に、歩道は歩行者が溢れているような状況になっていたため、さいたま市が商店街と調整しながらリニューアルを進め、その道路修景の計画、設計を担当しました。道路ではありますが、商店街なので歩行者はお客さまでもあるという視点を持ち、道路としての安全の確保はもちろん、お客さまへのおもてなしの空間という位置づけを設定して安心感や高級感を演出できればと考えました。道路空間の修景では立体的に立ち上がっている街路灯のデザインは一番、目に入って来ますから重要です。岩崎電気と何度もやり取りしながらデザイン案の検討を重ね、地元検討会を開催するなかで地元の方に納得して頂ける街路灯のデザインにたどり着きました。先行してリニューアルされた東口駅前広場の街路灯デザインがシンプルでよかったため、そのデザインを受け継ぎ、連続したデザインによって空間に連続性を持たせることで、駅前広場の歩行者の意識が銀座通り方向に向かうことになればと考えました。
また、夏祭りの開催時を考慮して提灯をぶら下げるアームと電源コンセントを街路灯の高い位置に付けました。街路灯の施工時には、歴史のある商店街なので昔からの色々な埋設物が埋まっていて、そこに電線共同溝まで埋設したため苦労しましたが、隙間に収まるように鋼製の杭基礎を使ったり、コンクリート基礎の形を変えたりして対応しました。工事はお店の営業時間が終わった後の夜間施工でしたし、大変な点もありましたが、電線類の地中化、アーケード撤去、道路整備が行われ、すっきりとした商店街にふさわしい街路灯をジャストポイントに建柱出来、関係者の皆さまには本当に感謝しています。
主な納入器具
歩車道特注照明柱(FECセラルクスエース220W+セラルクス70W/4200K) - 10基
歩道特注照明柱(セラルクス70W/4200K) - 20基