納入事例

公園・街路照明 街路灯

曳舟駅前地区東京都墨田区

街並みを心地よいあかりでやさしく照らし出す

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  • HID
  • 歩道灯のやわらかい光が街並みを照らし、リズム感を生んでいる。

  • 歩道灯や道路灯などの色温度を合わせて、景観に調和する落ち着きのある照明環境を創出。

  • セラルクス35W/3000Kを光源とするストリートウォッシャで照らし、夜間も安全な光の階段をつくり出す。

  • 昼景。

  • 建築と共通のデザインソースを取り入れてシンプルかつモダンなデザインの歩道灯が設置されている。

施設概要

施主
(独)都市再生機構 東京都心支社
設計
(株)ピーエーシー
施工

I街区

(株)鴻池組

区画街路

(株)富士工

電気工事
I街区:浅海電気(株)
区画街路:向陽工業(株)
照明計画
LIGHTDESIGN INC.
ランドスケープデザイン
(株)プレイスメディア

竣工

2008年10月

東武線曳舟駅前の東武線と京成線に挟まれた一角は、戦前からの木造住宅や工場の中に細い路地が通る地区で、再開発前の街並みにはあかりが少なく、暗く不安な印象がありました。再開発プロジェクトでは、アイアンワークやストリートファニチャー、サイン、樹木などを利用して、立面を低い位置から照らすことで、“明るさ感”を確保しています。また、店舗や階段の壁などを照らすことで動線を明確化して、“安心感”を作りました。

新たに整備された区画街路にはパズー街路灯(車道灯)を設置しています。ランプをあたたかい色温度とし街区内と合わせることで、統一した夜間景観をつくっています。歩道灯のデザインは、曳舟らしさをイメージしてデザインしています。格子や縞模様が随所に使われている街区に合わせて、縦ルーバデザインの角形ポール灯から、行灯のようにやわらかく光がこぼれてきます。

光源は高演色性のセラルクス150W/3200Kを1灯使用して、まぶしさがでないように注意してランプ位置を決定しています。また、夜の時間を3つのシーンに分けて時間軸での景観演出を行っています。夜が深まるに連れて、光の点灯/消灯パターンや色温度が少しずつ変わっていきます。安全で省エネルギーにも留意した照明の形を実現しました。

主な納入器具

  • デザイン灯(セラルクス150W/3200K) - 13基

  • 特注フットライト(セラルクスT(G12口金形) 35W/3000K) - 5台

  • 道路灯 パズー (FECセラルクスエース3000K/150W) - 5基 ほか