納入事例
公園・街路照明 駅前広場
北千住駅西口広場東京都足立区
活気溢れるターミナル駅周辺の賑わいを照らすLEDのあかり
Myリストに追加お客さまの声:足立区 都市建設部道路整備室防犯設備課様
東京都足立区の南西部に位置する北千住駅は、JR常磐線、東京メトロ千代田線・日比谷線、東武伊勢崎線、つくばエクスプレスの4社5路線が乗り入れ、各線相互間の乗り換え客も非常に多い日本有数のターミナル駅です。駅西口周辺には区最大の繁華街、商店街が広がり、北関東の玄関口として活気ある賑わいを見せています。
足立区では、2004年に北千住駅西口市街地再開発組合によってペデストリアンデッキ及び周辺道路の整備が竣工してから16年が経過した2020年に、北千住駅西口広場ほか街路照明設備改修工事を実施しました。ペデストリアンデッキを含む広場全体を照らす機能を持った集中照明塔のLED化工事については、既存の昇降式大型照明架台の軽量化に向け、防犯設備課が主体となり架台形状の検討を行い、架台の重量を従来の半分に軽量化しました。既設HIDランプ投光器に替えて、LED投光器「レディオック フラッド スポラート」を採用し、色温度の高い投光器と低い投光器を6灯ずつ配置。季節により夏季は白色、冬季は温暖色、中間期は混色となるよう調光・減光制御しています。ポールは再利用としたため、事前に詳細な施工要領を作成したうえで70tのラフタークレーンを使用し、照明架台の交換を行いました。また、ペデストリアンデッキ下のバス乗り場などがあるエリアは、駅前広場としての賑わいを増す駅前周辺に合わせてダウンライトの数を倍増し、昼白色の「レディオック LEDダウンライト」を設置しました。西口周辺道路を照らす道路灯についてもLED化を実施して街並みを明るく照らし、夜間の安全性を向上させています。今回の照明設備改修工事は、車通りの多い駅前ロータリーでの工事であったため全て夜間工事とし、周囲への騒音の影響などに十分配慮しながら施工しました。照明をLED化することで省エネを推進しつつ、夜間も明るく安全な照明環境を創出することができたと考えています。
お客さまの声:栗駒電気工事(株)/西山 英孝様
北千住駅西口広場ほか街路照明設備改修工事につきましては、駅前に賑やかな繁華街があり、交通量も多い場所での工事であったため、交通警備及び周辺への騒音などに十分注意のうえ、作業を進めました。そして、工事日程に合わせて車道とバスプールの通行規制を夜10時から朝5時まで行い、工事を実施しました。集中照明塔は、昼白色と電球色のLED投光器「レディオック フラッド スポラート」を各6灯ずつ設置し、夏季は爽やかな白色の光、冬季は暖かみのある温暖色の光、そして春や秋の中間期は微妙に色味が変化する中間色の光となるよう、照明制御システム「ITACS-DS(アイタックス ディーエス)コントロールシステム」でプログラム設定を行い、季節に応じた光で広場を照らしています。また、集中照明塔には災害などで電源が落ちた時に備えた非常用の「レディオック フラッド スポラート 210Wタイプ」も5台設置されています。昇降式の既設架台を撤去し、ポールを塗装したうえで新規にLED投光器を設置する工程は、高さが25mある照明塔での危険を伴う作業だったため、高所作業車2台を使って安全を確保しながら慎重に工事を進めました。道路灯も既設ポールを使用して灯具をLED道路灯「レディオック ロード」に更新し、省エネに貢献するあかりで明るく快適に通りを照らしています。
主な納入器具
LED道路灯 レディオック ロード - 38基
LED道路灯 レディオック ロード エス - 22基
レディオック マルチライン - 18台
レディオック LEDダウンライト - 57台
LED投光器 レディオック フラッド スポラート - 17台