納入事例
公園・街路照明 公園
高千穂峡 遊歩道宮崎県西臼杵郡高千穂町
夜の観光スポットとして人気の高い高千穂峡ライトアップへと続く遊歩道を周辺の景観に配慮したあかりで安全に照らし出す
Myリストに追加お客さまの声:高千穂町役場 企画観光課 観光振興係/甲斐 恒平様
高千穂町は九州山地のほぼ中央部、宮崎県の北西部に位置し、毎年多くの人々が訪れる宮崎屈指の観光地です。中でも1934年に国の名勝・天然記念物に指定された高千穂峡は、日本を代表する景勝地の一つとして人気があり、日本の滝百選にも選ばれた真名井の滝をはじめ、柱状節理が形作る独特の渓谷美で知られています。周辺には遊歩道が整備されていて、散策を楽しみながら「槍飛橋」や神話に由緒のある「おのころ島」、「月形」、「鬼八の力石」など、高千穂の魅力を十分に楽しむことが出来ます。これまで毎年夏季期間中に開催してきた高千穂峡のライトアップについては、2019年より、ほたるの時期を除いて通年ライトアップを開始しました。季節によって多少の変更はありますが基本的に日没から22時までとし、昼間とは異なる幻想的な光景をご覧いただけるスポットとしてご好評をいただいています。
高千穂町役場では、高千穂峡周辺の照明設備を更新する工事を実施し、夜間の安全性を確保するため、遊歩道沿いの足元を照らすアプローチライト及びソーラーLEDタイルを新設しました。アプローチライトは前面に「高千穂峡の真名井の滝」と「国見ヶ丘の雲海」をモチーフにしたデザインのパネルを使用し、光源には省エネに貢献する高効率LEDランプ「レディオック LEDライトバルブG」を採用しています。また、観光客の写真スポットとなっている名勝高千穂峡の石碑を照らすあかりとして、LED投光器「レディオック フラッド ネオ」を特注のボックスに収容して設置しました。遊歩道の入口付近、またバリアフリーの「滝見台」へと続く道にある街路灯についても灯具交換を行い、LEDポールライト「レディオック エリア トリカ-エル」を採用し、漏れ光を考慮のうえ、設置場所により笠のオプションを使用しています。駐車場には防犯のため、必要照度を確保出来るようLED太陽灯を設置しました。
今回の照明整備にあたっては、夜間の安全性確保を目的としつつ、豊かな自然に恵まれた景観、そして滝のライトアップに影響が出ないよう配慮して器具を選定し、光源は電球色で統一することで、周辺環境に調和する柔らかな雰囲気を演出することが出来たと考えています。
主な納入器具
アプローチライト(レディオック LEDライトバルブG) - 10台
ソーラーLEDタイル - 17台
30クラス - 4台
40クラス - 2台