納入事例
情報表示システム
周南市中央消防署 出動表示板山口県周南市
消防車などの緊急出動をより効果的に伝えるLED出動表示板
Myリストに追加山口県東南部に位置する周南市の中央消防署では、消防車両などが出動する際に、歩行者や通行車両などの安全を確保するための出動表示板を1982年に整備し、運用してきました。そして設置から37年が経過した2019年に更新を行い、視認性の高いLEDを採用した表示板を設置しました。
更新にあたっては、表示板を支えるポールの強度について、地上からの高さや設置される環境を考慮のうえ、設計風速を検討し、安全性を確保しています。そして、機能面として、緊急車両が道路を横断する際に、通行車両及び歩行者にいち早く気付いてもらうためには、どうすれば一番効果的であるかを重視し、表示板の表示文字・音声などの機能面について検討を行いました。その結果、既設表示板では消防車と救急車出動の際に、サイレンなどの電子音で周知していたのに対し、より分かりやすい音声メッセージで統一することとしました。
表示文字については、従来光源では西日などの逆光時に見えにくかったこともあり、視認性の高いLEDを採用し、また「緊急車両」→「出動」と2種類の文字を交互表示させることで、より早く効果的に、車両の出動を道路利用者に伝えることができるように設計し、速やかな出動を可能にしています。
主な納入器具
LED出動表示板 - 3面
操作盤 - 1台