納入事例
高天井照明 ホール
晴海トリトンスクエア東京都中央区
イベント時の照明にも対応するLEDの光でグランドロビーを照らし出し、省エネ推進と照明環境の向上を両立
Myリストに追加お客さまの声:(株)日建設計 設備設計部門 環境・設備技術部/海宝 幸一様 篠原 奈緒子様
晴海トリトンスクエアは、東京都中央区晴海のウォーターフロントにある魅力あふれる複合都市空間です。東京ドーム約8倍の敷地に、オフィスビル、商業施設、住宅、ホールなど、「職・住・遊」のそれぞれの機能を満たした施設がバランスよく配置されています。2001年にオープンした晴海トリトンスクエアでは、現在5か年計画で共用部の照明改修が進行中です。2年目にあたる2012年11月にはグランドロビーの投光照明の改修工事が実施されました。メインゲートからエスカレータで2階に上がった場所にあるグランドロビーは、3棟のトリプルタワー(X・Y・Zの各高層オフィスタワー)へのエントランスとして、また、賑わいのある商業施設へのアプローチとして位置付けられ、多くの人々が行き交う場所となっています。高い天井から陽光が差し込む開放的な空間は、4階にあるオーバル型の第一生命ホールを上に乗せたシリンダー状の構造を特徴としています。
竣工当時、グランドロビーの投光照明は電球色のHIDランプを光源とする投光器を設置していましたが、今回の改修工事でLED照明化を実施。高出力LED投光器((レディオック シーリングHB)及び(レディオック フラッド ブリッツ))を採用し、省エネを大幅に推進するとともに、演色性や均斉度などを改善し、照明効果の向上を図りました。また、グランドロビーは、コンサートや展示会などさまざまなイベントが開催される場所でもあるため、レディオック フラッド ブリッツにはスポット投光器としての機能を持たせ、イベントに合わせた演出を可能とし、空間そのものの付加価値を高めています。
LED投光器はいずれも調光タイプを採用しており、今年中には自動調光システムを導入し、さらなる機能向上を図る予定です。オフィスビルの白色光と対比する電球色のLEDがグランドロビーをやわらかな光で包み込み、文化施設を内包している空間にふさわしい、質の高い照明環境をつくり出しています。
主な納入器具
LED投光器 レディオック シーリングHB 投光器タイプ(調光タイプ)
ルーバA付・電球色・広角 - 26台
ルーバB付・電球色・広角 - 26台
200W調光タイプ 広角 白色 - 4台
200W調光タイプ 中角 白色 - 5台
ITACS調光センサ - 1個
ITACSフリーアドレス式スイッチ(4個用) - 2個