納入事例
高天井照明 工場
協栄金属工業(株)島根県雲南市
地域と共に成長・発展する企業の工場をLED照明で照らし省エネを実現しつつ作業環境の向上に貢献
Myリストに追加お客さまの声:協栄金属工業株式会社 代表取締役社長/小山 久紀様
島根県雲南市、出雲大社から南へ約40kmの自然豊かな山あいに位置する協栄金属工業株式会社は、「過疎地域の雇用の場を守る」という大きな役割を持って1972年に創業し、地場の産業として地域社会の発展、また生産技術の向上に努めてきました。精密薄物板金加工、パイプ三次元曲げ加工、組立、自社製品の製造販売などを行っており、約4,000坪の広大な敷地内にある6つの工場には、同業界で山陰地方最大級となる120台以上の充実した生産設備を備えています。当社は材料調達から設計、加工、組立まで一貫した生産ができることを強みとし、厨房機器や農業機械、医療・介護器具、建設機械など5,000種類以上の金属部品の製造をしています。
協栄金属工業株式会社では、環境負荷低減に向けた取り組みの一つとして、また2020年中に水銀ランプが製造中止になることを受け、2019年11月に水銀ランプ器具を103台使用していた第1、第2、第3工場の照明を全てLED化する工事を、SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)補助金を活用のうえ、実施しました。金属加工業界に於いては、金属の板面などを見ながら作業を行う事が多いため、LED照明器具の光源(素子)の加工面への映り込みは、効率的な作業を阻害する要因となり得ます。この点に十分配慮して照明器具の選定を行い、標準でグレアを抑制するパネルを装備し、自然な光の広がりを実現すると同時に、金属加工面への素子の映り込みを軽減し、作業効率化に寄与する事ができるLED高天井用照明器具「レディオック ハイベイ ガンマ シンプルモデル 105W」の採用に至りました。LED照明に更新後はとても明るくなり、社員からも好評で、小さなキズ一つ許されない精密薄物板金加工の工程などに於いて作業効率、品質管理の向上につながっていると思います。また、既設水銀ランプは、夏になると工場内が非常に暑くなっていたのが、その問題も解消され、快適な職場環境づくりに貢献しています。
実際の電力量削減値については、LED照明に更新して半年程なので、まだ数値として実感していませんが、今後はその省エネ効果を検証していきたいと考えています。
主な納入器具
LED高天井用照明器具 レディオック ハイベイ ガンマ シンプルモデル 105W - 103台