納入事例
商業施設照明 駅・鉄道関連
九州新幹線 大村車両基地長崎県大村市
西九州地区の振興と発展に寄与する新しい新幹線の車両基地をLEDのあかりで照らし、省エネを推進しつつ良好な照明環境を創出
Myリストに追加大村車両基地は、2022年9月に開業した西九州新幹線の車両基地です。西九州新幹線は、九州新幹線の西九州ルートとして整備された路線で、武雄温泉・長崎間約66kmを最速23分で結び、武雄温泉駅で在来線特急と新幹線の対面乗り換え方式により博多・長崎間の所要時間は約30分短縮し、最速1時間20分となりました。新しい新幹線の開業により、西九州エリアにおける経済、観光活性化とともに、沿線開発や人口増加の促進に寄与するものと期待されています。西九州新幹線の車両N700S「かもめ」は、白を基調とした車体にJR九州のコーポレートカラーである赤を配色したオリジナルデザインで、停車駅は武雄温泉駅、嬉野温泉駅、新大村駅、諫早駅、長崎駅の5駅となっています。
大村車両基地は、新大村駅の北側の長崎県大村市に新設され、車両基地の西側には在来線の新駅・大村車両基地駅も開業しました。総面積約10.9万m²という広さを持つ車両基地は、基地延長約1km、最大幅員約170mで、構内には2本の留置線に加えて、仕業・交番・全般検査庫(仕交検庫)や台車振替・臨時修繕・車輪転削庫(台振庫)、塗装場、総合事務所、通信機器室などがあり、隣接して保守基地も設けられています。
新幹線の仕業・交番検査、臨時検査・修繕、台車振替、車体検査修繕を行う大村車両基地の構内を照らす照明については、CO₂排出量削減及び省エネ推進の観点からLEDを選定いただきました。新幹線の車両をジャッキアップする機械があり、台車の脱着・振替や車輪転削などを行う台振庫、各路線が高い位置に据え付けられていて線路と下部の空間から車両底部や台車が目視確認できるようになっている仕交検庫には、空間全体を均一に明るく照らすことができるよう角型タイプのLED高天井用照明器具「レディオック ハイベイ ガンマ」を設置。また、構内の道路や線路を照らす光にはLED投光器「レディオック フラッド スポラート」、「レディオック フラッド ネオ」及びLED道路灯「レディオック ロード エス」など、各々の場所に応じて適切な器具をご採用いただくことで十分な照度を確保し、夜間も安全で良好な照明環境を創出しています。
主な納入器具
145W - 188台
120W - 12台
LED投光器 レディオック フラッド スポラート 160Wタイプ - 22台
LED投光器 レディオック フラッド ネオ 30クラス - 44台
LED道路灯 レディオック ロード エス - 90基
レディオック LED非常用照明器具 - 205台ほか