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商業施設照明 食料品

Boulangerie Bonheur(ブーランジェリー・ボヌール) 東京ミッドタウン日比谷店東京都千代田区

都心の新たなランドマークにオープンした人気ベーカリーショップを演色性の高いLED照明で照らし、質の高い光環境を創出

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  • LED
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  • 店内を照らす主照明には、コーポレートカラーの淡いブルーに塗装した特注セードに電球色の「レディオック LEDアイランプSP-W 75W」を組合せて設置している。

  • 焼き立てのパンが並び、香ばしい香りに包まれた店内を電球色の光で照らし、暖かみのある雰囲気をつくり出している。

  • スポットライト効果により、コッペパンコーナーのキュートなロゴを立体的に見せる演出を行っている。

  • かつてこの地にあった「三信ビルディング」のアーケードをモチーフに、モダンなデザインで再構築された地下鉄駅直結型の地下1階アーケードに位置する店舗外観。コンコース、共用部と店舗内における明るさのバランスを考慮した照明プランとしている。

  • 東京ミッドタウン日比谷外観夜景。

施設概要

施主
(株)リトルハピネス
設計
(株)トーマネ 第一事業部
(株)カク
施工
リーテイルブランディング(株)

竣工

2018年2月(開業:3月29日)

お客さまの声:(株)トーマネ 第一事業部 デザイン室/竹田 真三様

都内を中心に展開する人気ベーカリー「Boulangerie Bonheur(ブーランジェリー・ボヌール)」が2018年3月、東京・日比谷にグランドオープンした東京ミッドタウン日比谷の地下1階にオープンしました。東京ミッドタウン日比谷は、地上35階、地下4階、延床面積約189,000m²のオフィスや商業施設、ビジネス連携拠点などから構成される大規模複合施設で、地下1階から7階の商業フロアには約60店舗に及ぶ個性的なショップ&レストランや映画館などが揃っています。東京メトロ千代田線・日比谷線・都営地下鉄三田線「日比谷」駅直結という好アクセスにある東京ミッドタウン日比谷の地下1階は駅直結型のアーケードとなっていて、気軽に立ち寄れるカフェやバーが軒を連ねています。「ブーランジェリー・ボヌール」は、この一角にあり、朝8時から夜9時まで営業しています。フランス語で“しあわせ”を意味するボヌールを店名とし、パンを通じてお客さまへ「しあわせなひとときを提供すること」をモットーとしている「ブーランジェリー・ボヌール」では、特に焼き立てへのこだわりを持っていて、必ず30分に1度は焼き立てパンを店頭に並べています。また、「安全・安心」を心がけ、作り手の顔が見える店内で一つひとつ丁寧に焼き上げていることも特長としています。

店舗設計にあたっては、ロゴやコーポレートカラーなどブランディングを改めて見直し、統一するとともに、厳選した小麦粉や自然塩など全てにおいて本物志向のベーカリーにふさわしい空間となるよう、「木」本来の素材感を表現するラスティックウッドを壁面に、モルタル調のタイルを床面に使用するなど素材にこだわり、上質な店舗空間の創出を図りました。本物を知る大人たちが集う街、日比谷という場所性を考慮のうえ、店内は落ち着きのある色調に統一し、洗練さと暖かみを感じられるよう留意しました。

照明プランについては、均斉度の高いフラットな光の印象ではなく、明暗差によるコントラストをつけることで変化に富んだ情緒性の豊かな照明印象とし、コンコース、共用部及び店舗内における明るさのバランスを重視しました。主照明には、コーポレートカラーの淡いブルーに塗装した特注セードと「レディオック LEDアイランプSP-W 75W」を組合わせて使用し、電球色の暖かみのある光としています。また、重点照明は、高彩度・高演色形スポットライト「レディオック LEDスポットライト」と「レディオック LEDユニバーサルダウンライト(電球色)」を、演出照明には高彩度・高演色形「レディオック LEDユニバーサルダウンライト」と「LEDシームレスライン」及び棚ライトを、厨房内は昼白色の「レディオック マルチライン」を選定するなど、場所に応じて適切な照明器具を配置し、主役である焼き立てのパンを美しく見せ、美味しさをより一層引き立てることに注力しました。オープン以来、連日多くのお客さまで賑わいを見せる店内を演色性に優れた光で照らし、明るく開放的な雰囲気を演出しています。

主な納入器具