テクニカルレポート
アイ スーパーUVテスター/キセノンウェザーメーター暴露試験結果の相関性について(JIS K 7350-2)
アイ スーパーUVテスターとキセノンウェザーメーター
アイ スーパーUVテスターは、メタルハライドランプの紫外線を利用して、サンプルの劣化を強力に促進します。
業界標準のキセノンウェザーメーターに比べて大幅なスピードアップとなります。
JIS K 7350-2(プラスチック - 実験室光源による暴露試験方法 - 第2部:キセノンアークランプ)
本規格は、昼光に暴露された樹脂部材の劣化を、キセノンアークランプの耐光性試験機で評価するJIS(日本産業規格)です。
他社製キセノンウェザーメーターと、アイ スーパーUVテスター(SUV-W161)でそれぞれ暴露したサンプルの劣化傾向と相関性の一例をご紹介します。
暴露試験素材:ABS樹脂(クリーム色)
照度(300~400nm) | BP温度 | 湿度 | サイクル | |
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キセノンウェザーメーター | 60W/m² | 63℃ | 50% | 照射102分←→照射18分+スプレー |
アイ スーパーUVテスター | 150mW/cm²(1500W/m²相当) | 63℃ | 50% | 照射120分←→結露120分 |
暴露試験 色差変化
色差促進倍率
約20倍
暴露試験 光沢維持率変化
光沢維持率促進倍率
約20倍
試験条件を工夫する事で、相関性の高い結果を短時間で得る事ができ、開発業務スピードアップにつながります。
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