ライティング講座(照明講座)
照明計画資料
サービスステーション照明
関連資料
- JIS Z 9125:屋内作業場の照明(2007)
- JIS Z 9126:屋外作業場の照明(2010)
(1)目的
サービスステーション照明の目的は、顧客に対しての誘引効果とともに、より良いサービスが提供できるように視環境を整備することにあります。具体的には次の事項が考えられます。
- 走行中の車両(ドライバー)が、サービスステーションの存在と、系列メーカー、営業中であるか否かをすばやく確認できること。
- 車両の出入りを安全かつ容易にすること。
- 顧客、サービスマンが容易に作業ができるよう視環境を整備すること。
- 顧客の誘引と休息の場としての環境を作るためのものであること。
また環境保全・省エネルギーなどの地球温暖化防止対策という点から、省エネルギーにも注意しなくてはなりません。サービスステーションでの必要な明るさを確保しながら、それらの問題に対応できる照明器具・光源が必要になります。
(2)推奨照度
照度基準はJISに示されていますが、ここでは上記の目的を実現するための推奨照度を表7.1に示します。
屋外 | 屋内 | 照度[ℓx] |
---|---|---|
進入・退出路 | - | 20~50 |
- | 用品庫・雑品庫 | 50~100 |
- | コンプレッサー室・湯沸室 | 70~150 |
- | シャワー室 | 100~200 |
給油機周辺・防火塀・キャノピーエッジ・洗車エリア | - | 150~300 |
- | セールスルーム・サービスルーム・事務室 | 300~500 |
看板・その他・アクセント | - | 500~1000 |
(3)照明設計のポイント
屋外照明の設計のポイントを表7.2に、屋内照明の設計のポイントを表7.3に示します。
場所 | 設計のポイント |
---|---|
給油機周辺 (キャノピー) |
|
進入・退出路 (アプローチ) |
|
駐車・洗車エリア |
|
防火塀・キャノピーエッジ |
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看板・その他 (アクセント) |
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場所 | 設計のポイント |
---|---|
セールスルーム |
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事務室 |
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サービスルーム |
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用品庫 |
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雑品庫 |
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コンプレッサー室 |
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湯沸室 |
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シャワー室 |
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(2020年11月24日入稿)
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