ライティング講座(照明講座)
照明関連設備の設計資料
配線設計 - 分岐回路の種類
幹線から分岐して、分岐過電流遮断器から負荷に至るまでの回路のことを分岐回路と言います。
分岐回路の種類によって、分岐回路に接続できる最小電線サイズ、及び受口が内線規程で定められており、それをまとめたものを表1.3に示します。
種類 | 分岐過電流遮断器 の定格電流 |
最小電線(銅線)サイズ | 受口 | |
---|---|---|---|---|
分岐回路 一般 |
分岐点から1つの受口(コンセントを除く)に至る部分(長さ3m以下の場合に限る) | ねじ込み接続器及びソケット | ||
15A 分岐回路 |
15A以下 | 直径1.6mm 以上 |
- (注1) |
|
20A 配線用 遮断器 分岐回路 |
20A (配線用遮断器に 限る) |
直径1.6mm 以上 |
- (注1) |
|
20A 分岐回路 |
20A (ヒューズに限る) |
直径2.0mm 以上 |
直径1.6mm 以上 |
|
30A 分岐回路 |
30A | 直径2.6mm 以上 |
直径1.6mm 以上 |
|
40A 分岐回路 |
40A | 断面積8mm² 以上 |
直径2.0mm 以上 |
|
50A 分岐回路 |
50A | 断面積14mm² 以上 |
直径2.0mm 以上 |
- ※注1:分岐回路一般で規定している直径1.6mm以上の電線を使用すれば長さ3m以下に限らなくてもよいことを示します。
(参考文献 (一社)日本電気協会:JEAC8001, 内線規程, (一社)日本電気協会(2016))
(2020年11月19日入稿)
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