スポーツ施設照明
リニューアルの概算をつかむ!
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プール
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練習試合やトレーニングなど
- 競技レベルを選び直す
照明プラン
- 照明要件
- 照度:200ℓx 照度均斉度:0.40以上
- 施設情報
- 照明面積:600m²(30m×20m)
照明方式:サイド配置投光照明
器具取付高さ:3.5m
※上記の照度分布図は、維持値を示します(単位:ℓx)。保守率:0.81
総電力量:
2.7kW
リニューアル概算
器具代金(取付費含む):約860万円
制御システム導入費用:約270万円
合計:約1,130万円
※リニューアル概算には経費は含まれません。
- 省エネ効果
- 既設HID器具(メタルハライドランプ400W)と比較して、消費電力を73.3%削減
推奨照度200ℓx、照度均斉度0.40で行える競技は、「水泳(全運動競技)」の練習試合やトレーニングなどです。
照明器具配置例
照明器具の配置は、競技を行う上で重要なポイントです。配置条件によっては、選手や観客へのグレア、競技や観戦に支障を与える選手の影、鉛直面照度の不足といった問題が生じる原因になります。推奨する照明器具の配置例を示します。
水泳
天井や壁などを利用し、グレア・メンテナンス方法などを考慮して各施設に合った照明方式を選定し配置する必要があります。
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直接照明
分散配置
- 水平面照度が得やすく、均斉度も優れている反面、鉛直面照度(空間の明るさ)が不足します。
サイド配置
- 鉛直面照度が得やすく、陰影・立体感の点で優れています。
- 投光器が競技方向と平行に配置される場合、グレアは少なくなります。
- キャットウォークを利用すれば、施工、保守管理が容易で、キャットウォークの延長距離も短くて済み、天井がすっきりとします。
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間接照明
- 非常にグレアが少なく、競技面に競技の妨げとなる影が生じない手法である反面、陰気で陰影・立体感に乏しい照明となります。
- 水平面、鉛直面とも良好な均斉度の照明が得られます。
- 照明効率が低くなります。
※競技レベルと一致しない事例もございます。