スポーツ施設照明
リニューアルの概算をつかむ!
- スポーツ施設
硬式野球場
- 競技レベル
公式競技(全国大会など)
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照明プラン
- 照明要件
- 照度:内野:1000ℓx 外野:750ℓx 照度均斉度:内野:0.70以上 外野:0.50以上 グレア制限値:内野・外野50以下 平均演色評価数:Ra60以上
- 施設情報
- 照明面積:内野:1600m² 外野:12000m²
全体:13600m²
照明方式:6基制投光照明
照明柱:最下段27m(照明鉄塔)

※上の照度分布図は、維持値を示します(単位:ℓx)
保守率:0.93(1500クラス)、0.88(600クラス(上下反転仕様))
設置器具


レディオック フラッド アヴァン 光害対策形
1500クラス✕78台(12台✕2基、14台✕2基、13台✕2基)
- 消費電力:1479W(狭角・中角・広角タイプ・200V時)
- 平均演色評価数:Ra80
600クラス(上下反転仕様※)✕10台(3台✕2基、2台✕2基)
- 消費電力:580W(広角タイプ・200V時)
- 平均演色評価数:Ra80
※特注仕様
総電力量:
約122kW
制御システム

ITACS CONNECTYと組合せ、無線遠隔制御
- 試合時と練習時で明るさを変えて省エネしたい(パターン制御)
- 分かりやすく簡単に操作したい
- 競技以外のイベントでも照明設備を利用したい
リニューアル概算
投光器費用:約15,220万円
制御システム導入費用:約850万円
合計:約16,070万円
※機器代金、雑材料、照明器具・制御盤取付費、システム調整費及び既設照明器具撤去費を含みます。
リニューアル概算には配線工事費、廃棄処分費及び経費は含まれません。
- 省エネ効果
- 既設HID器具(メタルハライドランプ1.5kW)と比較して、消費電力を67.6%削減
※ハイビジョン撮影に対応するためにはRa80以上が必要となります(JIS Z 9127(2020)による)。
推奨照度内野1000ℓx・外野750ℓx、照度均斉度内野0.70・外野0.50で行える競技は、「硬式野球」の公式競技(全国大会など)です。
照明器具配置例
照明器具の配置は、競技を行う上で重要なポイントです。配置条件によっては、選手や観客へのグレア、競技や観戦に支障を与える選手の影、鉛直面照度の不足といった問題が生じる原因になります。推奨する照明器具の配置例を示します。
野球
主要な競技方向の背景方向(例えば、バッターやキャッチャーにとってのバックスクリーン方向、野手にとってのバックネット方向)に照明器具を設置するとグレアが生じるので避けなくてはなりません。また、同様に審判が打球のフェアーとファールを正確に判断できるようファールライン延長方向にも照明器具を設置することは避けるべきです。
野球場の配置
