スポーツ施設照明
リニューアルの概算をつかむ!
- スポーツ施設
硬式野球場
- 競技レベル
公式競技(全国大会など)
- 競技レベルを選び直す
照明プラン
- 照明要件
- 照度:内野:1000ℓx 外野:750ℓx 照度均斉度:内野:0.70以上 外野:0.50以上 グレア制限値:内野・外野50以下 平均演色評価数:Ra60以上
- 施設情報
- 照明面積:内野:1600m² 外野:12000m² 全体:13600m²
照明方式:6基制投光照明
照明柱:最下段25m(照明鉄塔)
※上記の照度分布図は、維持値を示します(単位:ℓx)。保守率:0.83
総電力量:
147.56kW
リニューアル概算
器具代金(取付費含む):約12,580万円
制御システム導入費用:約1,670万円
合計:約14,250万円
※リニューアル概算には経費は含まれません。
- 省エネ効果
- 既設HID器具(メタルハライドランプ1.5kW)と比較して、消費電力を60.6%削減
※ハイビジョン撮影に対応するためにはRa80以上が必要となります(JIS Z 9127(2011)による)。
推奨照度内野1000ℓx・外野750ℓx、照度均斉度内野0.70・外野0.50で行える競技は、「硬式野球」の公式競技(全国大会など)です。
照明器具配置例
照明器具の配置は、競技を行う上で重要なポイントです。配置条件によっては、選手や観客へのグレア、競技や観戦に支障を与える選手の影、鉛直面照度の不足といった問題が生じる原因になります。推奨する照明器具の配置例を示します。
野球
主要な競技方向の背景方向(例えば、バッターやキャッチャーにとってのバックスクリーン方向、野手にとってのバックネット方向)に照明器具を設置するとグレアが生じるので避けなくてはなりません。また、同様に審判が打球のフェアーとファールを正確に判断できるようファールライン延長方向にも照明器具を設置することは避けるべきです。