レーザー投光器 LAXIS(ラクシス)
特長
レーザー光の特性をいかした超狭角配光
レーザー光で蛍光体を励起※させ、白色の点光源を生成。独自新設計の配光制御により、サーチライトのような狭角配光性能、1/10ビームの開き2.1°を実現。レーザーの特性をいかし、少ない消費電力で強力な投光照明が可能です。
※励起:れいき。量子力学で、原子や分子が外からエネルギーを与えられ、もとのエネルギーの低い安定した状態からエネルギーの高い状態へと移ること。レーザー光で蛍光体を励起する方式は、自動車のヘッドライトやプロジェクターなどで採用されています。
1/4の消費電力で強力スポットライト効果
一般的な1000Wキセノンランプ用サーチライトと同等の光度を、わずか1/4以下の消費電力236W(200V時)で実現し、大幅な省エネを達成。照明演出がもっと身近になります。
長距離の照射に適した投光器ですので、広い会場内のステージに注目を集めるスポットライトを当てたり、イベントの演出照明や、景観照明に効果的です。ビル上部のシンボルマークや、塔・煙突、屋根の上などへの照明のほか、屋上から地上のモニュメントを照明するなど、離れた位置からのスポット照明にも使用できます。
点灯実験時のイメージ写真
※簡易撮影のため、実際の見え方と差異がある場合があります。
遠方照明
演出照明
アクセント照明
長寿命10000時間
レーザー投光器の光束維持時間は10000時間(光束維持率70%)。一般的なキセノンランプの定格寿命(600~1000時間)と比較して10倍以上の寿命です。
安心して使用できる安全基準準拠と安全装置を内蔵
レーザー光源を用いた照明器具ですが、照射光はレーザーではなく、蛍光体を励起させた白色光源を使用した、「クラス1 レーザー製品※」です。
投光器には安全装置を搭載。万一、器具に異常があった場合でも、安全機能により点灯しない設計で、レーザー光が器具外に誤照射されることを防止しています。
また、レーザー光源を用いた照明器具に関する明確な規格が定まっていないため、可視光レーザー半導体の業界団体での安全に関するガイドラインに適合した設計となっています。
- ※本製品は、JIS C 6802:2014及びIEC 60825-1:2014に適合したクラス1 レーザー製品です。また、Risk Group 2 (IEC 62471:2006)に分類されます。