「快適空間」あなたの工場暗くないですか?
明るさ・眩しさ・色の見え方の改善で快適工場空間。
工場や倉庫などの作業において、作業内容に合った適正な照度(明るさ)、作業を阻害するような眩しさの低減、演色性(物の色の見え方)の確保が必要です。
よい作業空間とは、余計な眩しさ(グレア)を感じずに、効率のよい器具と演色性に優れた光源を使い、質の高い視環境を作り出すことが必要です。
工場に必要な明るさってどれくらい?
快適に屋内作業を行うためには、作業内容に合った適正な照度(明るさ)の確保が必要です。
照度(ℓx) | 場所 | 作業 |
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3000〜1500 | 制御室などの計器盤・制御盤 | 精密機械・電子部品の製造、印刷工場などでの極めて細かい視作業 |
1500〜750 | 設計室・製図室・事務室 | 繊維工業での選別・検査、印刷工場での植字・校正、化学工場での分析などでの細かい視作業 |
750〜300 | 制御室・会議室 | 一般の製造工程などでの普通の視作業 |
300〜150 | 電気室・空調機械室 | 粗な視作業 |
150〜75 | 出入口・通路・作業を伴う倉庫 | ごく粗な視作業 |
※JIS照度基準 JIS Z 9110より抜粋
作業の区分 | 精密な作業 | 普通の作業 | 粗な作業 |
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基準 | 300ℓx以上 | 150ℓx以上 | 70ℓx以上 |
※労働安全衛生規則 第604条(照度)
国際標準のあかり
ISO国際照明基準を満たすための条件
- グレアレス → UGR22以下
- 高演色 → Ra80以上
- 器具効率 → 80%以上
ISO8995「屋内作業場の照明基準」
(2007年にJIS Z 9125「屋内作業場の照明基準」制定)
ISO8995で推奨しているグレアの規制値は以下の通り。
工場の設計照度
500ℓxの場合→UGR22以下
300ℓxの場合→UGR25以下
UGR値と器具効率
注)UGR値は照明器具における絶対値ではありません。よってUGR値は施設の形状や個々の照明器具の配置などにより変化します。
工場照明に求められる演色性
演色性とRa(平均演色評価数)とは
演色性とは、光源によって照明された物体色が、どれだけ忠実に再現されるかを表す指標で、代表的な単位として「Ra(平均演色評価数)」を用います。Raは基準光源を100として、100に近いほど演色性が良いことを示し、一般的にRaが80を超える光源は演色性が良いと言われます。
光源の演色区分
ISO08995 | 岩崎電気のご提案 | ||
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演色性のグループ | 演色性の範囲(Ra) | 推奨用途 | ランプ例 |
4 | 40以下 | 駐車場、構内、屋外通路 | 高圧ナトリウムランプ |
3 | 40以上 | 水銀ランプ | |
2 | 60以上 | 一般形メタルハライドランプ | |
1B | 80以上 | 屋内作業照明 | セラルクス FECセラルクスエース |
1A | 90以上 | 色合わせ、色検査 |
ISO8995:The lighting of indoor work systems
演色性の比較
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お客様の工場にはどのような照明が適切だと思いますか?
工場の種類、作業の内容をあてはめながら簡単に照明器具を選べます。