アイちゃんのあかりを訪ねて

宮崎神宮

宮崎市には、“国生み神話の地”や“みそぎ発祥の地”をはじめ、神々のふるさととして、ゆかりの名所があちらこちら！
アイが今回訪れた「宮崎県総合博物館」も宮崎の人たちから「神武さま」と呼ばれ親しまれている宮崎神宮の森に囲まれた所にあるんだよ。宮崎神宮は初代天皇神武天皇とその父ウガヤフキアエズノミコト、母タマヨリヒメをお祀りしているんだって。
そんな宮崎を体験、探求し、宮崎の未来を考えることのできる総合文化施設「宮崎県総合博物館」を紹介するよ。

宮崎県総合博物館

宮崎県総合博物館は、宮崎県の考古、歴史、民俗、動物、植物、地質に関する資料を収集・大切に保存されているんだよ。「宮崎県の自然と歴史」を基本として、「自然史展示室」、「歴史展示室」、「民俗展示室」の3つに分けられ、実物資料、レプリカ、実物大の模型などがテーマごとに分かりやすく常設展示されているんだ。

そのほかにも年数回の企画展や特別展、自然や歴史を体験で学ぶことができるいろんな室内講座や野外講座も開かれているよ。小中学生を中心に理科や算数嫌いが進んでるってよく聞くけど、身近にこんな施設があれば、小さな頃から五感を使って、自然科学の世界に親しめるなぁとアイは感じました。

タブの森

シカの剥製

「自然史展示室」では、なんと、入口で「しか」の剥製がお出迎え！宮崎県を代表する照葉樹の森を中心に、水辺や海の自然、動植物の生態をガラス張りの床下から天井まで使ったジオラマで再現しリアルに展示しているよ。各所に、見るだけでなく触って動かす模型、森の中の匂いクイズ、森の音・動物の鳴き声を聴くコーナーが設置されていて、子供、大人、男女を問わず楽しめる内容になっているんだよ。楽しくわかりやすいビデオも盛りだくさんで至れり尽くせり言うことなし！

オナガカンアオイ

宮崎県の海岸に漂着した“へその緒”がついたオガワコマッコウクジラの胎児、広い地球上で宮崎県にしかない植物(オナガカンアオイやヒュウガカナワラビ)などここでしか見れない貴重な展示は絶対見逃さないでね！

オガワコマッコウの胎児

スジイルカとオガワコマッコウ