メールマガジン


2025/03/11
ESCO事業・リース事業で広がるLED化
3月25日は「電気記念日」
こんにちは。岩崎電気です。
あっという間に3月になりました。
一足早く開花する河津桜はすっかり見頃を迎えて、
少しずつ春の訪れを感じます。
春はもうすぐそこまで来ていますね。
目次
ESCO事業・リース事業で広がるLED化
道路灯や防犯灯、各種照明など、街の中にある設備やお客さまの各種施設の設備の省エネを、コストの面から支える事業に「ESCO事業」「リース事業」があります。
「ESCO(エスコ)事業」とはEnergy Service Company事業の略で、
光熱費などの削減を実施し、その削減された経費から省エネルギー改修実施に必要な経費を受け取る事業形態です。
「リース事業」とは一斉LED化に必要な各種費用と修繕費用を定額で支払う事業形態(賃貸借契約)です。
埼玉県白岡市のESCO事業による一斉LED化事例
2023年1月、白岡市が管理する防犯灯、道路灯、公園灯、スポーツ施設照明、学校体育館照明を対象とし、水銀灯やナトリウム灯などの照明灯約3,300灯の一括LED化を完了しました。
岩崎電気は、公募型プロポーザル方式により代表事業者に選定され、
10年間の契約期間のもとで維持管理の運用を開始しています。
このLED化ESCO事業により、白岡市では年間CO₂排出量約7割削減、消費電力約6割削減、電気料金については10年間で約1億7千万円減を計画しています。
滋賀県草津市のリース方式による一斉LED化事例
草津市では、歩行者・自動車の安全確保及び省エネ推進を目的として、
2023年4月、リース方式で市内一円の道路灯を一斉にLED化する道路LED照明導入事業(賃貸借契約)を実施しました。
10年間のリース契約とし保守・メンテナンス一括で委託することにより、トータル約1,000灯の道路灯をLED照明に切り替えました。
リース方式を活用したことで、初期コストを抑えつつ、大幅な消費電力及びランニングコストの削減を実現することができ、費用対効果も向上しています。
[光技術Tips]
3月25日は「電気記念日」
3月25日は「電気記念日」ということをご存知ですか?
この日は日本で電灯が初めて点灯された日です。
1878年(明治11年)3月25日、現在の東京・銀座に電信中央局が開局され、
その祝賀パーティが催された東京・虎ノ門の工部大学校(現在の東京大学工学部)の講堂で、日本で初めてアーク灯が点灯されました。
この点灯を指揮したのが、後の初代総理大臣、伊藤博文でした。
この電灯はアーク放電、鉄の溶接のときなどに散る火花のような光を放つもので、
とても明るく白い光を放つのが特徴、その明るさはろうそく2000本分(2000カンデラ)とされます。
屋内での使用にはまぶしすぎるもので、工場や街灯、公園などの広い場所の照明として利用されるようになります。
1882年(明治15年)には銀座通りに日本で初めてアーク放電による街灯が設置され、
この様子は錦絵にも描かれています。
そして1927年(昭和2年)に開催された日本電気協会の総会において、
3月25日を「電気記念日」と定めました。
初めて電灯が点灯されてから140年以上、アーク灯から始まった電灯は、
フィラメントを電気で熱し発光する白熱電球、
アーク放電を利用した水銀灯・蛍光灯、発光ダイオードを使用したLED照明へと、
発光効率の向上や環境負荷の低減を目指した進化を続けています。
NEWS
- ニュースリリース
- 屋外用スポットライト「ユニス スポットライト」発売
- 照明
- 簡易照明計算ソフト - バージョンアップ
- ランプ・光源
- HIDランプ - HID安定器
- 創造人×話
- 彫刻家 白谷 琢磨さん
- 採用情報
- 2026年 新卒採用情報を公開
- 納入事例
- 長浜バイオ大学ドーム(滋賀県立長浜ドーム) ほか
- お知らせ
- 生産終了品/代替品一覧の更新
編集後記
電気について考えてみると、朝から晩まであらゆるシーンで電気に触れ、
私たちの生活には欠かせないことがよく分かります。
省エネなど日々性能は向上しているものの日頃から節電も心掛けていきたいですね。
ご意見、ご感想をお待ちしております!
info@eye.co.jp までお願いいたします。